2013年06月18日

夏期講習

来月から夏期講習が始まります。普通、夏期講習では、小6の前期までの総復習と、入試問題の演習をします。単元別のインプットから入試問題の演習へ、橋渡しをする大事な時期です。

ところで、大手塾の夏期講習では、バリバリと問題演習をこなせるお子さんを想定しています。基礎が身についていなかったり、ゆっくり自習するのが性にあっている場合は、学習計画に工夫が必要です。特に、苦手科目がある場合は、夏期講習で問題を解くだけでは理解が不完全なままになります。授業で勉強した問題を、2回、3回と反復練習できる自宅学習の時間をとってください。塾の営業から色々アドバイスされても、思い切って国・算だけを受講したり、オプション講座(正規の授業以外の追加的な授業)を削るなど、塾での負担を減らすことが重要です。

また、家に一人でいると勉強しないという理由で、塾漬けにしてしまうのも、あまりおすすめできません。小学生にとって、冷房が効いた教室の中に、一日中拘束されるのは、体力面の負担になることがあります。そもそも、小6の夏、大人が見張っていないと勉強できないという時点で、難関中の受験は厳しいです。兼学塾でも、ご家庭の希望通りに長時間授業させることで効を奏したケースもありますが、漫画やゲームが手放せなくなるなど、かえって自律的に勉強できなくなってしまったこともあります。「勉強したくない」という本音に耳を傾けつつ、「少しは無理させる」という程度に、現実的な計画をたてるべきだと思います。
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2013年05月16日

過去問を始める時期

大手の進学塾では、夏明けまでは、過去問は解かないようにと指示があることが多いです。秋以降、受験生達の気持ちを盛り上げながら過去問を解くので、塾の指示は守ったほうがいいと思います。

ただ、今の時点で、志望校の選定に不安があったり、お子様が根拠のない自信や不安を持ってしまっている場合は、古い年度(5年以上前のもの)の過去問で、ゴール地点を確認することをおすすめします。

小6ともなれば、かなり大人な面もあり、「本人を動揺させないために入試問題を解かせない」という配慮よりも、「現実を把握して今後を考えよう」という姿勢を示す方が、勉強への意欲を維持できると思います。

中学受験のカリキュラムでは、小6の1学期までに、全ての単元が終わります。国語や算数は、今の時点で、全ての単元の基礎が終わっています。もし、国語の読解問題や算数の一行問題が全く解けなかったら、半年後、その志望校の合格最低点を上回る可能性はかなり低いです。

問題の相性がいい中学を探したり、偏差値相応の志望校を選び直すなど、具体的な解決策をとるべきです。(先が見えない状況で努力不足を責められていると、日常的にうそをつくなど、勉強面以外での問題行動につながることもあります)お子様がどうしても志望校を変更したくないと言う場合は、不合格の可能性が高いということは伝えたうえで、根本的な学習計画の見直しが必要です。中学受験では、それほど試験範囲が広くないので、集中して勉強すれば、数ヶ月でもかなり基礎学力が伸びます。また、もともと基礎学力がある場合は、記述対策をしたり、苦手な単元の総復習をするだけで、光明が見える場合もあります。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 14:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問演習

2013年04月16日

相似な図形

図形分野が苦手な場合、まず克服するべきは、相似な図形です。なぜなら、これらの問題は、模擬試験や過去問で、高い確率で大問として出題されるからです。「相似な図形を見つける→線分比を書き込む→線分や面積を求める」という一連の作業ができるようになると、テストで解ける問題が増え、自信につながります。

また、中学受験では、速さの問題を、相似の発想で解く場合が多いので、相似の理解が進むと、文章題にも良い影響があります。

相似な図形では、複数の解き方ができる問題が多く、同じ問題でも、講師によって解法が異なることがあります。理解があやふやな状態で、やみくもに問題を解くと、混乱をきたしてしまいます。最初は、塾の授業でやった問題に絞る方が勉強しやすいです。





posted by 算数・理科の兼学塾 at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 図形の勉強法

2013年03月14日

本年度の受験が終わって

2月で、本年度の中学受験が終わり、今月からは新学年の授業が始まっています。

受験が終わって毎年感じるのは、「中学受験では、建前ではなく、結果よりプロセスが大事」ということです。

兼学塾では、よく中学受験が終わった生徒さんが、定期テスト対策に来られています。中学受験のときから、自分で問題集を買ってくるなど自主的に勉強に取り組んでいたお子さんは、たとえ中学受験の段階で成績が低迷していても、中学入学後、いつのまにか伸びています。

がんばっても成績が上がらないというのは、小学生にとっては、かなり辛い状況です。ただ、うまくいっていないときは、自分でどうにかしようと、試行錯誤するチャンスでもあります。ご本人がやめたいと言わない限り、小6の1年で不安になることが起きても、軸をぶらさず勉強を続ける価値はあると思います。

とはいえ、小学生では、やる気があっても、なかなか能率の良い行動に結びつきません。そこは、塾の出番です。おうちで、なかなか自習ができないときなどは、ぜひ塾にご相談ください。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2013年01月28日

都内受験日まであと1週間

今週末から、いよいよ東京・神奈川の中学受験が始まります。

直前1週間でもできることは色々あるので、授業では、直前まで勉強を継続するように言っています。

例えば、過去問集を見直して、うっかりミスした問題を解き直すだけでも、本番で注意するべき点を再確認できます。また、難関校を受験される場合は、読解力や試行錯誤するスキルを維持することが重要なので、最後まで質・量とも問題演習をこなすほうがいいと思います。

さて、試験が始まってからですが、落ちると思い込んで泣き出してしまうなど、お子様が感情的になってしまった時は、ぜひ塾を利用してください。普通の塾では、万が一のことも考え、フォローについて考えています。例えば、兼学塾では、過去問の解き直しや苦手意識がある問題の見直しをして、あえて普段通りの雰囲気で送り出しています。

posted by 算数・理科の兼学塾 at 15:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2013年01月06日

本年もよろしくお願いします

本年もよろしくお願いします

冬期講習が終わり、いよいよ試験シーズンになります。埼玉・千葉の受験まで、あと少しです。

中学受験では、受験生本人にとっては初めての受験ということもあり、直前期になっても、なかなか理想通りにはいきません。現実逃避したり、おうちの方に反抗したりしているうちに、日が過ぎてしまったりします。

私自身、どうアドバイスしていけばいいのか迷うことが多いですが、「大人も悩み、不完全ながらも現実を見て行動する」という姿を見せていくことそのものが、大事だと考えています。現実感がない煽り方をしたり、無理な課題をさせ続けたりすると、生徒さん達の中に、間違えた物の見方が育ってしまうのではないかと危惧しています。

例えば、「子供自身に任せる」という方針のご家庭があったとして、ハラハラしながらも方針を変えずに見守り、結果としてお子さん自身の現実認識の甘さから不合格になってしまったとしても、「都合の悪いことがあっても、方針を安易に変えない」という姿勢は伝わると思います。

ところで、塾では、算数が苦手なお子さんには、あえて計算や小学校レベルの文章題など、基礎を多めにとりいれています。普段通りのペースで、易しい問題を落ち着いて解いてほしいです。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年12月11日

直前期

来月から、中学受験が始まります。

最後の追い込みに忙しく、疲れが心配な時期です。塾では、以下のような徴候がないか、気をつけています。

・以前は解けていた問題が、解けなくなっている。国語の長文の内容が頭に入っていなかったり、算数でデタラメに数値を代入している。

・とりつかれたように本や漫画を読んだり、おしゃべりをしている。注意されても、何について注意されているのか理解できない。

・普段は活発なのに、ぼーっとしている。

一つ一つのことは、お子さんがサボっていたり、塾の指導が悪いということで片付けられてしまう程度のことですが、いくつも違和感がある行動を取っているときは、かなり危機的な状態です。

落ち着いて物事に取り組んだり、客観的に物事を見られなくなっている状態では、いくらプレッシャーをかけても、勉強できません。

お子さん自身は、心の余裕がなくなっている時期なので、普段以上に様子を見守る必要があると思います。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 15:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2012年11月09日

直前期の勉強

受験まで、3ヶ月をきりました。

今の時期は、普段の勉強にプラスして過去問対策もするので、かなり忙しくなります。

算数や国語の読解は、過去問を解いていれば自然と復習できますが、社会などでは単元別の復習もしないと穴ができてしまいます。

漢字、理科、社会などでは、記憶を喚起できるように、意識して復習の時間をとる必要があります。

苦手科目だけ、短い時間でできることを勉強するだけでも、けっこう効果があります。

例えば、歴史が苦手な場合、小学校の教科書に準拠した問題集を解くと、おおまかな流れを整理できます。









posted by 算数・理科の兼学塾 at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2012年10月08日

過去問の解き直し

中学受験では、問題の難易度や出題傾向が著しく異なります。常識的には、十分な過去問対策をして試験に臨みます。

兼学塾でも、2回程度は解き直しをさせていますが、解き直しの時にはメリハリをつけています。例えば、算数が苦手な場合は、本番では捨てるべき問題をスキップし、計算問題や一行問題を重点的に復習しています。難しそうに見える問題に萎縮してしまっている場合、あえて時間制限を設けず、ヒントをだしながら問題の難易度を冷静に判断させることもあります。

また、物覚えがよかったり、初見の問題に燃えるタイプのお子さんの場合、ノルマとして解き直しをさせると、退屈になってかえってペースが乱れてしまうこともあります。そういう場合は、塾のマニュアルに固執せず、お子さんがリズムよく復習できるような工夫をする方がいいと思います。

過去問演習を始めて1ヶ月ほどたつと、問題との相性や受験勉強の方針が見えてきます。漢字が書けないなど、意外な弱点が浮き彫りになることもあります。

この時期、お子さん自身はひそかに不安を感じていることが多いので、何かあったら、ある程度は大人が口を出す方がいいと思います。お子さんが反発して会話が成り立たない場合は、塾講師からさりげなくアドバイスすることもできます。







posted by 算数・理科の兼学塾 at 14:46| Comment(3) | TrackBack(0) | 過去問演習

2012年09月12日

過去問の解き方

「合格最低点に達するには、どうすればいいか考え、かつ具体的な勉強をする」

お子様自身が、このことを理解できていれば、何も問題はありません。

ただ、小学生にとって、目標を定めて考えることは、大人が考える以上に難しいです。

普段から以下のような傾向がある場合、大人が適切なアドバイスをしないと、過去問を演習しても、あまり意味がありません。

・解説を写すだけで分かった気になってしまう

・自分が理解できないような難問に手をつけ、そこに時間をかけてしまう

・そもそも問題文や解説をよく読んでいない。

・手を動かして解き直しをする習慣がない。

塾でよくアドバイスをするのは、次のようなことです。

・記述問題や計算問題をとばさない

・解いたことがある問題を落としてしまったら、必ず解き直しをする

ただ、本番では総て1人で判断しなければならないので、具体的な指示は出しすぎないようにしています。普段から、自分で考えて勉強することが、本番での判断力につながるからです。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 10:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 過去問演習