2013年10月15日

空間図形の勉強法

空間図形の難しさ

1 見取り図、展開図、切断面の図などを、素早く正確に書くこと
空間図形では、様々な図がでてきます。空間図形が苦手なお子さんは、解説の図をただ写しているだけで、「どうやったら、その図が描けるのか」「どうして、その図を描くと解けるのか」を考えていないことが多いです。ストレスなく、さらっと正確な図が描けるようになるには、かなり練習が必要です。見取り図が歪んでいたり、角や辺の対応が違う図を描いている場合は、例題レベルの問題をたくさん解いてください。

2 けたの多い計算や、円周率を使う複雑な計算をすること
表面積の問題や、複雑な回転体の体積の問題では、非常に煩雑な計算もあります。計算が原因で失点している場合は、途中式の書き方に問題がないか、円周率をくくり出すなど計算の基礎ができているかチェックが必要です。

3 必要な解法を暗記していること
円錐や、特殊な三角錐では、公式や図形の性質をあらかじめ知っていないと、小学生には難しい問題もあります。塾で、暗記した方がよいと言われたことは、使いこなせるようにしてください。

立体図形では、上記のように、「難しいポイント」が絡み合っています。立体図形が苦手な場合は、解けない原因を分析し、適切な勉強をする必要があります。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 21:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 図形の勉強法

2013年10月11日

思考力とは?

算数の勉強では、とかく「思考力」「理解」ということが言われます。解法の暗記で問題を解くことは、思考力の伸びを妨げるというイメージが作られています。もちろん、わり算ではなぜ逆数をかけるのか、といった問いを考えるのは大事なことです。ただ、「小学生のうちは丸暗記になってしまってもしょうがない」という心の余裕を持つほうが、うまくいくこともあると思います。

高卒認定試験などの対策で、生徒さんから、「考え方を説明されると、かえってわからない」というご意見を頂くことがあります。全体像が見えない状態で、式や具体例、図を多用すると、「難しい」「ややこしい」という気持ちが増幅してしまいます。高校生以上であれば講師に苦情を言えますが、小学生の場合、講師に意見を述べることは難しいです。「理解することが大事」とプレッシャーをかけすぎると、劣等感が生まれたり、分かったふりをしてしまうようになるなど、問題の引き金になります。

数字をてきとうにかけたり割ったりするなど、最低限の思考もできない場合は、その問題を解かないのが一番です。「家庭教師に分かりやすく解説してもらおう」「子供に考えさせることで乗り越えよう」という発想は危険です。教科書準拠問題集など、がんばれば解けるレベルに戻って、基礎から復習する方が早道です。

機械的に計算しているだけでも、様々な文章題を解いていれば、具体例が自然と頭に入ります。問題の答えが感覚的に分かるようになったころ、根っこの考え方を勉強すれば、無理なく理解することができます。また、小学生の時に反射的な考え方しかできなくても、中2くらいで、自然と論理的な思考力が伸びることも多いです。

 




posted by 算数・理科の兼学塾 at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2013年09月12日

過去問演習はじめました

兼学塾では、9月から、過去問演習を始めています。とはいっても、古い年度の過去問を、制限時間なしで解いています。過去問演習に取り組むというより、入試問題に慣れるという趣旨です。

今の時期は、通常のカリキュラムであれば、全試験範囲の反復練習が終わっています。今、全く得点できない場合は、何か手を打たない限り、そのままになってしまう可能性が高いです。過去問を解くと、「実は、漢字を書けなかった!」「塾で勉強したはずの文章題が解けない!」といったことが往々にしてあります。9月で現状を分析すれば、根本的な対策を練ることができます。

合格最低点に届かない場合は、「どうすればいいのか」ということを、率直に本人と話し合うことが大切だと思います。ただ勉強量を増やせと言うだけでは、不安が募ってしまいます。例えば、「過不足算は、ふだんできているのに、解けなかった原因を考えよう」というくらい、具体的に指摘する方がいいと思います。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 21:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問演習

2013年08月12日

夏期講習も中盤です

夏期講習も、前半が終わりました。お盆休みがとれる場合は、夏期講習の前半、何を勉強して、どれだけ定着しているか、チェックすることをおすすめします。夏期講習では、長時間授業を受け、課題も多いので、お子さん自身は、とてつもない勉強量をこなしたと思い込みやすいです。しかし、勉強に不慣れなお子さんの場合、夏期講習中は、復習が不足してしまい、理解や暗記をしないまま流されてしまうリスクが高いです。

・ただの作業になってしまっていないか。
(特に、穴埋め問題や一行問題で大量の課題が出題されている塾では注意)

・間違い直しをしているか。また、赤で答えを書いているだけではなく、自分で解けるようになるまで解き直しをしているか。

ただ書き写すだけになっていたり、やり直しをほったらかしていると、かえって成績が下がってしまいます。危険な徴候がある場合は、こまめに解き直しをさせたり、塾の課題を取捨選択してポイントを絞る必要があります。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 受験情報

2013年07月13日

小5の夏期講習

中学受験では、割合や速さが非常に重視されます。小5の前半は、小数・分数の理解を深めてから、割合や速さの公式を学びます。小5の後半では、割合や速さの応用問題が続きます。夏期講習で、小数・分数の計算や、割合をマスターすると、後期に良いスタートがきれます。

小5では、お子さん自身は受験が実感できず、夏期講習に通うだけで勉強した気になってしまいがちです。「ここははずせない」というポイントは、大人がピックアップして反復練習する必要があります。割合では、塾の授業通りに、スラスラ図や式が書けるようになるまで練習してください。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 文章題を解くコツ

2013年06月18日

夏期講習

来月から夏期講習が始まります。普通、夏期講習では、小6の前期までの総復習と、入試問題の演習をします。単元別のインプットから入試問題の演習へ、橋渡しをする大事な時期です。

ところで、大手塾の夏期講習では、バリバリと問題演習をこなせるお子さんを想定しています。基礎が身についていなかったり、ゆっくり自習するのが性にあっている場合は、学習計画に工夫が必要です。特に、苦手科目がある場合は、夏期講習で問題を解くだけでは理解が不完全なままになります。授業で勉強した問題を、2回、3回と反復練習できる自宅学習の時間をとってください。塾の営業から色々アドバイスされても、思い切って国・算だけを受講したり、オプション講座(正規の授業以外の追加的な授業)を削るなど、塾での負担を減らすことが重要です。

また、家に一人でいると勉強しないという理由で、塾漬けにしてしまうのも、あまりおすすめできません。小学生にとって、冷房が効いた教室の中に、一日中拘束されるのは、体力面の負担になることがあります。そもそも、小6の夏、大人が見張っていないと勉強できないという時点で、難関中の受験は厳しいです。兼学塾でも、ご家庭の希望通りに長時間授業させることで効を奏したケースもありますが、漫画やゲームが手放せなくなるなど、かえって自律的に勉強できなくなってしまったこともあります。「勉強したくない」という本音に耳を傾けつつ、「少しは無理させる」という程度に、現実的な計画をたてるべきだと思います。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2013年05月16日

過去問を始める時期

大手の進学塾では、夏明けまでは、過去問は解かないようにと指示があることが多いです。秋以降、受験生達の気持ちを盛り上げながら過去問を解くので、塾の指示は守ったほうがいいと思います。

ただ、今の時点で、志望校の選定に不安があったり、お子様が根拠のない自信や不安を持ってしまっている場合は、古い年度(5年以上前のもの)の過去問で、ゴール地点を確認することをおすすめします。

小6ともなれば、かなり大人な面もあり、「本人を動揺させないために入試問題を解かせない」という配慮よりも、「現実を把握して今後を考えよう」という姿勢を示す方が、勉強への意欲を維持できると思います。

中学受験のカリキュラムでは、小6の1学期までに、全ての単元が終わります。国語や算数は、今の時点で、全ての単元の基礎が終わっています。もし、国語の読解問題や算数の一行問題が全く解けなかったら、半年後、その志望校の合格最低点を上回る可能性はかなり低いです。

問題の相性がいい中学を探したり、偏差値相応の志望校を選び直すなど、具体的な解決策をとるべきです。(先が見えない状況で努力不足を責められていると、日常的にうそをつくなど、勉強面以外での問題行動につながることもあります)お子様がどうしても志望校を変更したくないと言う場合は、不合格の可能性が高いということは伝えたうえで、根本的な学習計画の見直しが必要です。中学受験では、それほど試験範囲が広くないので、集中して勉強すれば、数ヶ月でもかなり基礎学力が伸びます。また、もともと基礎学力がある場合は、記述対策をしたり、苦手な単元の総復習をするだけで、光明が見える場合もあります。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 14:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問演習

2013年04月16日

相似な図形

図形分野が苦手な場合、まず克服するべきは、相似な図形です。なぜなら、これらの問題は、模擬試験や過去問で、高い確率で大問として出題されるからです。「相似な図形を見つける→線分比を書き込む→線分や面積を求める」という一連の作業ができるようになると、テストで解ける問題が増え、自信につながります。

また、中学受験では、速さの問題を、相似の発想で解く場合が多いので、相似の理解が進むと、文章題にも良い影響があります。

相似な図形では、複数の解き方ができる問題が多く、同じ問題でも、講師によって解法が異なることがあります。理解があやふやな状態で、やみくもに問題を解くと、混乱をきたしてしまいます。最初は、塾の授業でやった問題に絞る方が勉強しやすいです。





posted by 算数・理科の兼学塾 at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 図形の勉強法

2013年03月14日

本年度の受験が終わって

2月で、本年度の中学受験が終わり、今月からは新学年の授業が始まっています。

受験が終わって毎年感じるのは、「中学受験では、建前ではなく、結果よりプロセスが大事」ということです。

兼学塾では、よく中学受験が終わった生徒さんが、定期テスト対策に来られています。中学受験のときから、自分で問題集を買ってくるなど自主的に勉強に取り組んでいたお子さんは、たとえ中学受験の段階で成績が低迷していても、中学入学後、いつのまにか伸びています。

がんばっても成績が上がらないというのは、小学生にとっては、かなり辛い状況です。ただ、うまくいっていないときは、自分でどうにかしようと、試行錯誤するチャンスでもあります。ご本人がやめたいと言わない限り、小6の1年で不安になることが起きても、軸をぶらさず勉強を続ける価値はあると思います。

とはいえ、小学生では、やる気があっても、なかなか能率の良い行動に結びつきません。そこは、塾の出番です。おうちで、なかなか自習ができないときなどは、ぜひ塾にご相談ください。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2013年01月28日

都内受験日まであと1週間

今週末から、いよいよ東京・神奈川の中学受験が始まります。

直前1週間でもできることは色々あるので、授業では、直前まで勉強を継続するように言っています。

例えば、過去問集を見直して、うっかりミスした問題を解き直すだけでも、本番で注意するべき点を再確認できます。また、難関校を受験される場合は、読解力や試行錯誤するスキルを維持することが重要なので、最後まで質・量とも問題演習をこなすほうがいいと思います。

さて、試験が始まってからですが、落ちると思い込んで泣き出してしまうなど、お子様が感情的になってしまった時は、ぜひ塾を利用してください。普通の塾では、万が一のことも考え、フォローについて考えています。例えば、兼学塾では、過去問の解き直しや苦手意識がある問題の見直しをして、あえて普段通りの雰囲気で送り出しています。

posted by 算数・理科の兼学塾 at 15:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記