2018年06月21日

中高一貫公立校について

最近、塾に中高一貫公立校の入試について、よく問い合わせがありますが、最初は、安易に受験をしないほうが良いと申し上げています。ちょっと作文対策をすれば合格すると誤解されている方が多いのですが、実際には、相当な難関であるうえに、受験生のメンタルに及ぼす悪影響も懸念されるからです。中高一貫公立校の入試では、学力が不足している小学生にとっては、何が難しいのかすら分からない問題が出題されます。何か書けば受かるというような姿勢で受けて不合格になると、落ちた原因を理解できず、「自分は勉強に向いていない」「受験はいやだ」といった間違ったイメージを持つ危険があります。中高一貫都立の入試では、読解力や記述力が必要なのはもちろんですが、概数・単位・図形などについての理解、理科の応用力など、一朝一夕では身につかない力が必要になります。もし受験するのであれば、普通の中学受験で必要になる程度の勉強量は確保し、基礎学力をつけたうえで受けるべきだと思います。
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2017年12月20日

冬季講習

冬期講習が明けると、すぐに入試が始まります。この時期は、基礎知識の確認、算数や国語を考える勉強、過去問演習のバランスが大切です。特に男子に多いのですが、ゲーム感覚で過去問を解くだけで、ほかの家庭学習がおざなりになると、基礎知識の確認がおろそかになってしまいます。また、難関校を狙う場合は、最後まで問題を試行錯誤して考える練習を続け、問題文の読解や条件整理を素早くこなすカンを鈍らせないことも重要です。

1月は、学校を休むべきかどうか、ご相談を受けることがありますが、学校を休むのはあまりおすすめしません。普通、小学生が空いた時間を有効活用して飛躍的に学力を伸ばすなど無理ですし、落ちたらどうしようというプレッシャーにつながってしまうからです。インフルが大流行していたり、ご本人の強い意志で学校を休んでまで受験勉強をしたいということでなければ、通常の生活を送ったほうがいいと思います。

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2017年07月21日

いよいよ夏期講習

いよいよ夏期講習が始まります。「夏は天王山」といった古い言い回しもありますが、「夏休み明けは、復習の不足や疲れで調子を落とすかも」と思っておくくらいでちょうどいいと思います。長時間勉強しているからという安心感は禁物です。課題が多すぎて、消化不良になりがちな夏休みこそ、地道な復習を意識することが重要です。

また、学校の宿題は、小6の夏休みでも、しっかりやっておくほうが、入学後を考えるとプラスになります。都合が悪ければ学校の宿題を軽視してもいいという姿勢になってしまうと、私立中の速いペースの授業に追いつけなくなる危険があります。また、首都圏模試の偏差値で60以下の場合は、小学校レベルの勉強で、何か問題があることが多いので、そういう意味でも、小学校のワークを完璧にすることに意味があります。

夏休みが明けると、すぐに模試や過去問演習など総合的な問題を解いていくことになります。夏期講習をペースメーカーにして、着実に基本問題の穴を潰していくことが大切です。


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2016年10月04日

2月3日の入試

お久しぶりです。7月に出産をし、とにかく忙しくてブログの更新をしていませんでした。今になって、子供が生まれて無事に育っているのは、人生は不思議だという気持ちです。受講生の皆様に、できるだけ迷惑をおかけしないようにがんばります。

2月3日は、国公立中の入試がいっせいに行われます。私立中学とは出題傾向が異なり、特に中高一貫都立では倍率が非常に高いので、3日目の出願校についてお問い合わせを受けることがあります。私は、「大人びたお子さんで、かつ記述問題を課す私立と併願する場合は、国立中や中高一貫都立を受けると有利かもしれない」と考えております。国立中では、一見、易しい問題が出題されますが、小学校の教科書に載っていることを正確に理解していなければ解けない問題が出題されます。中学受験生はまだ幼いので、ドリルやテストを簡単に解けるというだけで、小学校の勉強を分かった気になってしまいますが、そのような精神年齢だと、よほど算数ができないと厳しいです。また、中高一貫の公立校では、出題意図を理解し、素早く正確に答案を作成することが求められています。常識から問題の出題意図を推測し、他者の視線を意識したアウトプットができるくらいの客観性が身についていると有利になります。

ただ、小学生の時点で精神的に大人びていることが、後の人生を豊かにするかはよく分からないです。中学受験の成果は、ある程度最終学歴に直結します。ただ、大人の意図に沿って行動できるということは、年相応の失敗をする機会が少なくなるということでもあります。自分中心の単純な物の見方しかできない場合、受験では不利になりますが、粗忽であるがゆえに大人からこっぴどく怒られたり励まされたりして、他者と関わり合うことができます。中学受験の場合、何が良いかは誰にも分からないことなので、志望校についてあまり思い悩まず、ご本人の発達段階や個性に応じて柔軟に決めていくのが良いのかもしれません。
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2016年02月11日

受験が終わって

本年度の受験が終わりました。中学受験では結果よりもプロセスが大事だと、しみじみ思います。1年前は基本問題すら怪しかった子供たちが、受験直前には高校受験生顔負けに、自分で計画をたてて入試問題に挑むくらいまで成長します。小学6年生の頃の価値観のまま高校生になるわけではないので、途中で進路を変更したり、高校を受験し直す生徒もいます。中学受験で何かが決まるわけでもないですが、中学受験で培った計画性や自主性は、かけがえのないものになるでしょう。幼すぎてうまく勉強できなかった場合でも、親御さんに頼って遊び半分でいるだけでは結果が出ないということを、中学入学前に学べるのは、これから本格的な勉強をはじめるうえで、とても大きいと思います。さて、兼学塾では新小6の勉強が始まっていますが、1年間で、受験に立ち向かえる力をつけていかなければと、いまから緊張します。




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2015年01月30日

いよいよ本番

いよいよ、来週から東京都の入試が始まります。本年度は、塾の中学受験生が少なかったこともあり、更新しておりませんでしたが、ちょっとした感想を書きます。

毎年、受験生達と一緒に、中学受験を走り抜けて、2点のことを思います。

・中学受験では、建前ではなく、結果よりもプロセスが大事
 中学受験では、一見、大人にも解けないような難しい問題も出題されます。しかし、大部分の問題では、小学生にも分かるように、問題文の中で予備知識を与え、丁寧な誘導をつけています。読解力が高く、要領が良いお子さんなら、あまり勉強しなくても、中学受験程度の問題は解けるようになります。ただ、中学受験の問題が解けるからといって、論理的思考力や分析力が必要される高校以降の問題が解けるとは限りません。逆に、中学受験で伸び悩んでも、中2以降で飛躍的に学力が伸びるお子さんも、少なからずいらっしゃいます。
 仮に、難関中学に合格しても、自学自習する力や、落ち着いて問題に取り組む姿勢が身についていない場合は要注意です。また、全くダメな状態で、やはり不合格になってしまったという場合でも、大人が適切にフォローして、高校受験で同じ失敗を繰り返さなければ、中学受験の段階では考えられなかったレベルの高校に合格することもできます。
 合格・不合格も大事ですが、それよりも注目するべきは、どれだけ自学自習し、論理的に物事を考えていたか、また、塾や学校で他人に迷惑をかけるような反社会性、おかしな特権意識を身につけてしまっていないか、という受験までのプロセスだと思います。そして、そのプロセスの問題点を、中学に入ってもフォローしていくことで、無理なく学力を伸ばせます。

・リスクを正しく認識することは、大人しかできない
 小6の秋頃まで、自分が受験するというリアリティーを持てないというのは、中学受験生では普通です。また、中学受験に失敗すると、他人からバカにされたり、おうちの方に失望されたり、将来が真っ暗になると、極端な感じ方をしているのも普通です。
 中学受験生は、部活動や定期テストなどで経験を積まず、いきなり真剣勝負の試験に挑みます。そもそも、友達や先生より、おうちの方が一番、という精神年齢のお子さんも多いので、多様な価値観を知らず、ご家庭の方針を内面化しやすいです。幼いタイプのお子さんは、「お母さんさえごまかせればOK」という幼児的な発想で、過去問やテストの点をごまかしてしまうことすらあります。
 合格するには何が必要か、受験の結果により、どのようなメリットとデメリットがあるのか、というようなことが分からないのは当たり前です。たとえ最難関校に合格するお子さんでも、受験の結果と、将来の人生の関係については、ステレオタイプなイメージしかない場合がほとんどだと思います。それを、「偏差値は高くても・・・」と揶揄する人もいますが、個人的には、年齢相応の感じ方や価値観で素直に行動すればいいと思います。学生時代はびっくりするほど嫌な人間でも、社会でもまれるうちに、社会的意義のある仕事を創り、素晴らしい考え方を持つに至ったというケースはよくあることだと思います。単純なエリート意識で何かを身につけるということにも、何かの価値はあります。
 色々なことを書きましたが、私が言いたいのは、このような物の見方は結局大人しかできないということです。小学生は、未来を予測したり、多面的に物事を見るだけの経験を持っていません。思いもよらない不合格に直面したり、結果を過度に気にして傷ついたり、調子に乗って周りを不快にさせる行動をとり大人から暴言を吐かれるなど、大人の感覚からは予測不能なことをします。
 本当に辛いことに直面したとき、しかも、それが受験という人生の一大事であったとき、大人が励まし、支え、注意することで、受験が良い経験になると思います。そして、それは、おうちの方や教師にしかできないことです。
 
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2014年11月26日

入試日程

おさえの併願校を決定する際には、過去問との相性が非常に重要です。単純に偏差値で決めてしまうと、まさかの不合格になり、調子を狂わせてしまうことがあります。できれば、第一志望の過去問と傾向が似ていて、練習の段階で合格最低点を超えられるのが望ましいです。

この時期になると、第一志望の過去問は、かなり解いていると思います。小5の頃とは違い、受験生本人も、受験について具体的なイメージを持ち、自分の強みや弱みを自覚できるようになっています。どうしても私立中学に進学したいという方針であれば、不安要素がある場合は、複数の中学の過去問を解いたうえで、日程の調整をするといいと思います。





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2014年07月29日

中学受験の夏期講習 学習計画の修正

7月も、そろそろ終わりです。小学6年生は、すでに、大変な量の問題をこなしています。ここらで、夏期講習を順調に過ごしているか確かめ、夏の予定を修正するといいと思います。加重負担になっているときは、小テストの得点、宿題や間違い直しの状況など、ちょっとしたシグナルで分かります。

宿題をこなすだけで精一杯な場合は、「〜特訓」などの特殊な講座や、学校見学・模試などをカットして、ぜひ解き直しの時間をとってください。疲れで集中力が落ちている場合も、思い切って休みを入れてください。家族旅行などを阻止するために、「1日たりとも休まないでください」とプレッシャーをかける塾もありますが、悪いコンディションのまま無理をし続ける方が、よほど問題です。逆に、順調に問題演習が進み、夏期講習をゲーム感覚で楽しんでいるような場合は、入試問題の演習に力を入れ、受験への意識を高めていくのも有意義です。

また、学校の宿題をおろそかにするようなことを言ったら、おうちの方がついて、しっかりと学校の宿題をさせてください。学校の課題を甘く考えるくせがつくと、合格したあかつき、地獄を見てしまうかもしれません。中高一貫校では、オリジナリティーにあふれる授業が多く、学校によっては進度が非常に速いので、市販の問題集や、一般的な塾のカリキュラムが使いにくいです。兼学塾でも、私立に通われている生徒さんには、中1のうちは、一人一人手作りの教材も使ってフォローしています。学校の授業にしっかり取り組み、宿題でそれを定着させる習慣がついていないと、授業についていけなくなります。忙しかろうが、先生が気に入らなかろうが、手抜きをせずに宿題をするという姿勢をつけておくと、入学後も安心です。学校の宿題をいいかげんにしたら、塾に行かせずにやり直しをさせるくらいの強硬手段をとってもいいと思います。
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2014年07月10日

中学受験 勉強を始める時期について

最近の大手進学塾のカリキュラムでは、小4から受験勉強を始める前提になっています。ただ、お母様方からは、小4ではあえて受験勉強をせず、小5から本格的に始めたいというご要望をよく伺います。

小4から始めるべきか、小5から始めるべきか、それはお子様の気質に合わせて決断なさればいいと思います。早くから勉強を始めれば、それだけ有利になるわけではありません。中学受験の問題は、知識の量というより、読解力や計算力、図表を描く力といった、分析力を試しています。難関中学ほど、その傾向は強いです。お子様自身が、本音で受験することを望んでいて、積極的に問題に取り組めば、小5からのスタートでもかなり有利です。(逆に、精神的に幼かったり、おうちの方に話を合わせているだけで本音では受験を望んでいない場合は、高校受験まで待つ方がいいと思います)

ただ、小5から受験勉強を始める場合は、学校の勉強だけでは足りない部分を、家庭学習や家庭教師などで補っておく方がいいです。特に、国語や算数は積み上げ型の科目なので、最初でつまずかないように、以下のことをやっておくほうが無難です。

・小数、分数の加減乗除(小5〜小6の学校の教科書程度)
・和差算、消去算(簡単な文章題)
・小5までの漢字の読み
・長い文章を読む練習(小説、ドキュメンタリーなどの読書)


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2014年06月06日

夏期講習の前に

そろそろ夏期講習が始まります。小6の夏期講習では、連日、長時間の授業が行われます。ここで、「夏期講習を乗り越えれば、さぞかし成績があがるだろう」と考えてしまうと危険です。

連日、長時間の授業が行われるということは、自宅学習の時間がなかなかとれないということでもあります。夏期講習では、基礎のインプットをしたり、ゆっくりと間違い直しをする時間はとれません。夏休みになるまでに苦手な問題を復習しておき、夏期講習は総復習や入試演習の時間と捉えてください。もし、今の時点で基礎力が不足している場合は、集団授業はとらず、家庭学習と個人指導のみにする方がいいと思います。

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2014年05月10日

志望校選び

兼学塾では、校風の良い中学を紹介することはありますが、「この中学を受験しましょう」とお薦めすることはありません。小学生の場合、飛び抜けてできるお子さんを除けば、小学生の時の成績が、将来にわたって何か影響を及ぼすということは考えにくいです。実際、中学受験で算数がからっきしたっだお子さんが、中2くらいから、急に理数科目で頭角をあらわすこともあります。毎年進路指導をしていても、現在の成績や授業態度だけからでは、将来何がいいのか、予測することは不可能です。

中学受験の場合、一番大事なのはご本人の意志を大人がうまく汲み取ることだと思います。例えば、お子さんが疲れていて、大人が目を離すと手抜きをしている状態なのに、「上位校に合格できなかったら高校受験でリベンジ」とご家庭の方針を立ててしまうと、非常に大きなリスクを抱えることになってしまいます。中高一貫の進学校や、難関高校受験向けの塾のカリキュラムは、そもそも自発的に勉強しない学生もいるということを想定していないからです。

ご家族の方針と受験生本人の状況が一致しない場合は、問題を先延ばしにするのもありだと思います。兼学塾では、休憩を自由に取れるようにしていますが、中学受験生の場合、半分くらいのお子さんは、際限なく遊んで、おうちの方にはごまかしてしまいます。それが中2くらいになると、勉強が苦手な生徒さんでも、まず勉強をしてから漫画を読んで、テスト前は長時間勉強する、というように、セルフコントロールできるようになります。また、いい意味で大人に反抗して、自分の率直な気持ちを表現できるようになります。中学受験で厳しい状況でも、多くの場合、幼いだけなのだと思います。兼学塾では、自発的に勉強できない場合は、怒ったり誘導したりせず、進路についてお子さんと話し合ったり、無理のない教材を使って、精神的に大人になるのを手助けしています。

中学受験を必ずするというご家庭の方針であれば、お子さんが表明していることだけではなく、ちょっとした雑談から見える本音や、没頭していること、疲れ具合などから、総合的に判断し、色々な選択肢を示してあげるのが大事だと思います。







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2014年03月19日

予習シリーズ

四谷大塚の予習シリーズが改訂されました。今回の予習シリーズは、自学自習しやすく工夫されています。中学受験では、知識の量というより、与えられた文章を正しく読みとり、それを応用することが求められます。普段から、自分でテキストを読みこなすことで、入試問題への対応力が養われます。

ただ、改訂版の予習シリーズでは、算数や国語のレベルが高いので、カリキュラムをこなすことに固執すると不消化のまま進んでしまう恐れがあります。算数では、小5の上巻をマスターすれば、中堅校の入試に十分対応できます。まだ受験勉強に慣れていない場合は、基礎的な例題に絞って反復練習するなど、勉強量を調整することが必要だと思います。
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2014年03月04日

受験が終わって

本年度の入試が終わり、塾ではほっと一息です。

中学受験では、毎年のように、まさかの合格や、まさかの不合格があります。

また、兼学塾では、受験終了後も塾で勉強するお子さんが多いのですが、どの中学に進学するのがベストだったのか、後から振り返ってもよく分からないこともままあります。

ただ、中学受験の頃から主体的に勉強を重ねてきたお子さんは、色々な面で順調に伸びていると感じます。中学受験では、建前ではなく、結果よりもプロセスが大事だと感じます。

また、結局、勉強しないまま失敗してしまっても、それはそれで、現実的な状況を把握できたと言う点では意味があります。幼児的な万能感から卒業し、自分の適性を考えることで、中学では別人のように成長するお子さんもいます。

中学進学の前に、遊び半分ではなく、何かに取り組めるということが、中学受験の良さです。講師としても、何をしてあげることが一番いいのか、悩むことは多いですが、受験が終了した後、生徒さんが、達成感や後悔、喜びなどを感じて大人になってくれればと思います。
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2014年01月17日

直前期の過ごし方

本年度の受験がいよいよ始まりました。兼学塾では、埼玉・千葉受験が無事に終了してほっと一息ですが、2月1日からの東京・神奈川に向けて最後の追い込みをしています。

直前期の過ごし方ですが、基本的には、普段通りの勉強が望ましいと思います。家庭教師漬けにしたり、小学校を休ませたりすると、かえって調子が狂うこともあります。中学受験では、自律的に勉強できるお子さんは少数派です。どうしても大事をとりたいという場合でも、せいぜい受験2〜3日前から欠席するべきだと思います。

ただ、勉強の内容のバランスは、ネットや塾の情報をうのみにせず、お子様の状況を分析して調整するべきです。例えば、難関校を受験する場合は、知識の量というより、読解力や分析力が決め手となります。過去問や塾のテキストだけではなく、最後まで新しい問題を解いた方がいいです。逆に、算数の一行問題や、国語の読解など、基礎に集中するべき場合もあります。

身も蓋もない言い方ですが、中学受験は、失敗してしまっても、そのこと自体で何か不利になることはありません。ご家族が、うまくいかなかった場合まできちんと想定していれば、どういう結果が出ても大丈夫です。

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2013年12月13日

理科・社会のまとめ

直前期に、一問一答の問題集などを、くまなく解くのは効率が悪いです。特に、生物・地学分野では、出題頻度が低い知識も詰め込まれていることがあるので、注意が必要です。受験では、標準的なテキストや、小学校の勉強で分かることが重視されます。(一見、難しそうな問題でも、問題文中のヒントで推測できるものが大部分です)苦手分野の基礎に絞るのが得策です。

兼学塾では、この時期、理科が苦手なお子さんには、あえて難易度が低いテキストを渡すことがあります。易しいテキストの方が、ポイントを絞って反復練習できるからです。例えば、「小学理科 理科問題の正しい解き方ドリル」(旺文社)は、学校の授業に準拠した問題集ですが、理科が苦手な中学受験生におすすめです。

難関中学の問題では、その場で初見の資料を分析する力が求められます。理科が得意な場合は、最後まで難易度が高い良問にチャレンジしてください。
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2013年08月12日

夏期講習も中盤です

夏期講習も、前半が終わりました。お盆休みがとれる場合は、夏期講習の前半、何を勉強して、どれだけ定着しているか、チェックすることをおすすめします。夏期講習では、長時間授業を受け、課題も多いので、お子さん自身は、とてつもない勉強量をこなしたと思い込みやすいです。しかし、勉強に不慣れなお子さんの場合、夏期講習中は、復習が不足してしまい、理解や暗記をしないまま流されてしまうリスクが高いです。

・ただの作業になってしまっていないか。
(特に、穴埋め問題や一行問題で大量の課題が出題されている塾では注意)

・間違い直しをしているか。また、赤で答えを書いているだけではなく、自分で解けるようになるまで解き直しをしているか。

ただ書き写すだけになっていたり、やり直しをほったらかしていると、かえって成績が下がってしまいます。危険な徴候がある場合は、こまめに解き直しをさせたり、塾の課題を取捨選択してポイントを絞る必要があります。
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2012年04月17日

模擬試験

4月から、新小6向けの模擬試験が始まります。

志望校判定がでると、成績を気にしてしまうお子さんもいます。

塾で勉強していない範囲から出題されていたり、テストの難易度がお子さんにとって難しすぎる場合は、フォローが必要です。

どの問題は解けなくてもいいのか、問題番号を具体的に示してあげてください。

漠然とした不安を持ったままだと、ストレスがたまってしまいます。

また、全体的に成績が良い場合も、油断は禁物です。

中学受験では学校によって出題傾向が大きく異なり、模擬試験の成績がよくても、実際の入試問題が解けるかは別問題です。

模擬試験は、あくまで目安としてください。
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2012年01月28日

入試直前

来週から、東京都内の私立中学で受験が始まります。

試験直前ですが、入試直前は、私があまり口出ししないようにしています。

もちろん記述や面接などの直前対策はしますが、授業時間の大半は、今まで解いた問題の復習にあてています。

分からないことがあっても、うまい解法を教えるというより、解説などを参考にしながら、できるだけ自分で直しをさせています。

試験本番では、問題と向き合って、取捨選択や試行錯誤をくり返し、自分一人で目の前の課題をどうにかしなければなりません。

本番で、普段通りのスタイルで問題に取り組めるように、試験直前は、普段通りに自学自習する時間をとるのが効果的だと思います。
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2011年12月24日

冬休みです

いよいよ冬休みです。

小学5年生は、2学期に習った勉強の総復習が重要です。

中学受験のカリキュラムでは、試験範囲の大半は小5で終わります。

小6で伸び悩む場合、勉強量や受験テクニックがどうということより、小5で習う基礎知識の習得に問題がある場合が大半です。

冬期講習で苦手な単元が判明した場合は、ゆっくり時間をとって復習してください。

受験生は、冬休みが明けると試験本番です。

「冬休み中、過去問を1年度分も解かなかった!」「国語の読解問題を全く練習しなかった!」など、偏りがある勉強になってしまうと問題です。

小学生のうちは、塾に通っているだけで勉強した気になってしまいやすいので、スケジュールに何か無理がないか、大人の目で検討されてください。
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2011年11月24日

冬期講習に向けて

冬休みが終わると、すぐに受験が始まります。

冬休みは、まとまった勉強をする、最後のチャンスです。

冬期講習期間になる前に、やるべきことを勉強しているか、チェックが必要です。

・最近3年分くらいの過去問を解いているか。

・理科、社会で著しく苦手な単元がないか。

・計算力、読解などの基礎力が落ちていないか。

これらの中で、何か不安要素があったら、集団授業を詰め込まず、自習時間を確保してください。

過去問や模試ばかり解いていると、意外と基礎力が落ちてしまうことがあるので、注意が必要です。

また、記述重視の中学を受験する場合は、これにプラスして答案の書き方の練習も必要です。

受験では、一部の難関校を除き、基礎的な問題を無難に得点しているかが勝負になります。

基礎的なことで何か抜けがないか、常にチェックしながら学習計画をたててください。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 13:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 受験情報