2016年10月21日

過去問演習の季節です

秋は、通常の受験勉強に加えて過去問演習も始まり、忙しい季節です。入試問題では塾で習う問題パターンに当てはまらない問題も出題され、試行錯誤するのが苦手なタイプの受験生は、なかなか過去問で得点できないことがあります。たいていは受験直前までがんばっていくと合格レベルに達するので、あまり心配はいりません。ただ、無理に第一志望の過去問を解き続けるのは禁物です。問題文を理解していない状態で、解き方をその都度教えてもらうという学習スタイルに陥ると、問題を解く力がつかず勉強時間が無駄になってしまうからです。兼学塾では聞かれた質問には答えますが、第一志望の問題を理解させるというより、易しめの入試問題を使って、自分で問題文を読み手を動かす練習をすることに力を入れています。過去問演習で不調になる場合、かなり易しい問題でも、最初はうまく問題が解けないことが多いです。特に、算数で合格最低点を大幅に下回っている場合は、柔軟に学習計画を変え、易しい問題から始める方がいいと思います。
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2015年10月29日

過去問演習でつかむこと

中学受験では、学校によって、問題の難易度だけではなく、根本的に出題範囲が異なります。難関中学でも、小学校の履修範囲で解ける問題を出題することがあります。一方、高校理科からテーマをとって初見の問題を思考させる中学や、中学理科から大半の問題を出題する中学もあります。塾の分析だけをうのみにせず、おうちの方が問題の内容を確かめ、今後の学習内容を調整すると、直前期をうまく使えます。もし、よく分からない場合は、塾の担当講師に過去問を見てもらうといいと思います。

分類の目安
・小学校の履修範囲で解ける問題がほとんどである。
・中2までの知識が必要である。
・二次式や高校理科など、中3以降の範囲も出題されている。

その他
・算数で、文字式や方程式を使う方が有利な問題が出題されているか。
・文学史や中学レベルの国文法など、特殊な国語の知識問題が出題されているか。
・世界地理、公民の経済分野など、小学校で習わない社会のテーマが出題されているか。
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2014年09月24日

過去問演習の意味

過去問を解き始める時期ですが、個人的には、11月頃までには、第一志望の過去問を数年分解いておく方がいいと思います。理由は以下の通りです。

1 何を勉強したらよいのか、受験生本人が自覚できるようになる。
中学受験生にとって、自分自身で情報収集をして、学習計画を立てるのは、難しいことです。どうしても塾の先生や、おうちの方に指示されたことを受け身でこなすようになりがちです。しかし、過去問を解いて、ゴールが見えるようになると、自分で課題を考えられるようになります。どんな「カリスマ先生」に教わるより、自分で問題意識を持って試行錯誤する方が、成果があがります。

2 過去問を解くことで、基礎の弱点が発覚することがある。
過去問を解くと、「漢字の書きができない!」「基礎レベルの文章題が解けない!」といった、深刻なことが表面化することがあります。過去問は、塾の問題パターンとは違うので、本質的な理解に達していないと、普段できていることもできなくなります。冬休み前に問題が発覚すれば、冬期講習を休んで基礎を徹底するなど、思い切った対策もとれます。

3 第一志望を変更するとき、熟考できる。
過去問を解いて、複数の科目で基本問題を落としているようであれば、第一志望を変更する方が無難です。標準的なカリキュラムでは、社会の公民以外、小6の春の時点で、全範囲の問題練習が終わっています。今まで、くり返し勉強してもできなかったことが、2ヶ月くらいでどうにかなるというのは、現実的に考えにくいです。(冬期講習でどうにかできると保護者を説得する業者もありますが、悪徳商法に近いと思います)
第一志望を変更すると、出題傾向や日程によって、併願校も調整が必要になります。10月頃であれば、学校説明会に足を運んだり、複数の中学の過去問を解いて相性を検討するなど、じっくりと志望校を検討できます。

4 直前期に余裕ができる。
直前期は、理社の見直し、苦手分野の復習など、色々とやるべきことがあります。直前期は、過去問だけにかかりきりにならず、総復習に励む方が、学力が最後まで伸びていきます。特に、難関校を受ける場合は、最後まで新しい問題にチャレンジし、読解力や分析力を磨いてください。

気が滅入るようなことばかり書いてしまいましたが、中学受験では、ご本人がまだ子供ということもあり、保護者の方はリスクを直視して、塾と連携しながら複数の選択肢を考える方がいいと思います。過去問は、お子さんが受験について現実的に考えるきっかけとなり、保護者の方や塾にとっては、状況を分析する手がかりとなります。塾によって、過去問の指導法は異なりますが、ぜひ、余裕のあるスケジュールで過去問を進めてください。
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2013年09月12日

過去問演習はじめました

兼学塾では、9月から、過去問演習を始めています。とはいっても、古い年度の過去問を、制限時間なしで解いています。過去問演習に取り組むというより、入試問題に慣れるという趣旨です。

今の時期は、通常のカリキュラムであれば、全試験範囲の反復練習が終わっています。今、全く得点できない場合は、何か手を打たない限り、そのままになってしまう可能性が高いです。過去問を解くと、「実は、漢字を書けなかった!」「塾で勉強したはずの文章題が解けない!」といったことが往々にしてあります。9月で現状を分析すれば、根本的な対策を練ることができます。

合格最低点に届かない場合は、「どうすればいいのか」ということを、率直に本人と話し合うことが大切だと思います。ただ勉強量を増やせと言うだけでは、不安が募ってしまいます。例えば、「過不足算は、ふだんできているのに、解けなかった原因を考えよう」というくらい、具体的に指摘する方がいいと思います。
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2013年05月16日

過去問を始める時期

大手の進学塾では、夏明けまでは、過去問は解かないようにと指示があることが多いです。秋以降、受験生達の気持ちを盛り上げながら過去問を解くので、塾の指示は守ったほうがいいと思います。

ただ、今の時点で、志望校の選定に不安があったり、お子様が根拠のない自信や不安を持ってしまっている場合は、古い年度(5年以上前のもの)の過去問で、ゴール地点を確認することをおすすめします。

小6ともなれば、かなり大人な面もあり、「本人を動揺させないために入試問題を解かせない」という配慮よりも、「現実を把握して今後を考えよう」という姿勢を示す方が、勉強への意欲を維持できると思います。

中学受験のカリキュラムでは、小6の1学期までに、全ての単元が終わります。国語や算数は、今の時点で、全ての単元の基礎が終わっています。もし、国語の読解問題や算数の一行問題が全く解けなかったら、半年後、その志望校の合格最低点を上回る可能性はかなり低いです。

問題の相性がいい中学を探したり、偏差値相応の志望校を選び直すなど、具体的な解決策をとるべきです。(先が見えない状況で努力不足を責められていると、日常的にうそをつくなど、勉強面以外での問題行動につながることもあります)お子様がどうしても志望校を変更したくないと言う場合は、不合格の可能性が高いということは伝えたうえで、根本的な学習計画の見直しが必要です。中学受験では、それほど試験範囲が広くないので、集中して勉強すれば、数ヶ月でもかなり基礎学力が伸びます。また、もともと基礎学力がある場合は、記述対策をしたり、苦手な単元の総復習をするだけで、光明が見える場合もあります。
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2012年10月08日

過去問の解き直し

中学受験では、問題の難易度や出題傾向が著しく異なります。常識的には、十分な過去問対策をして試験に臨みます。

兼学塾でも、2回程度は解き直しをさせていますが、解き直しの時にはメリハリをつけています。例えば、算数が苦手な場合は、本番では捨てるべき問題をスキップし、計算問題や一行問題を重点的に復習しています。難しそうに見える問題に萎縮してしまっている場合、あえて時間制限を設けず、ヒントをだしながら問題の難易度を冷静に判断させることもあります。

また、物覚えがよかったり、初見の問題に燃えるタイプのお子さんの場合、ノルマとして解き直しをさせると、退屈になってかえってペースが乱れてしまうこともあります。そういう場合は、塾のマニュアルに固執せず、お子さんがリズムよく復習できるような工夫をする方がいいと思います。

過去問演習を始めて1ヶ月ほどたつと、問題との相性や受験勉強の方針が見えてきます。漢字が書けないなど、意外な弱点が浮き彫りになることもあります。

この時期、お子さん自身はひそかに不安を感じていることが多いので、何かあったら、ある程度は大人が口を出す方がいいと思います。お子さんが反発して会話が成り立たない場合は、塾講師からさりげなくアドバイスすることもできます。







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2012年09月12日

過去問の解き方

「合格最低点に達するには、どうすればいいか考え、かつ具体的な勉強をする」

お子様自身が、このことを理解できていれば、何も問題はありません。

ただ、小学生にとって、目標を定めて考えることは、大人が考える以上に難しいです。

普段から以下のような傾向がある場合、大人が適切なアドバイスをしないと、過去問を演習しても、あまり意味がありません。

・解説を写すだけで分かった気になってしまう

・自分が理解できないような難問に手をつけ、そこに時間をかけてしまう

・そもそも問題文や解説をよく読んでいない。

・手を動かして解き直しをする習慣がない。

塾でよくアドバイスをするのは、次のようなことです。

・記述問題や計算問題をとばさない

・解いたことがある問題を落としてしまったら、必ず解き直しをする

ただ、本番では総て1人で判断しなければならないので、具体的な指示は出しすぎないようにしています。普段から、自分で考えて勉強することが、本番での判断力につながるからです。
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2010年11月12日

過去問の解き直し

小6の皆さんは、過去問演習に一生懸命だと思います。

過去問演習では、解き直しが大切です。

できなかった年度の問題を放っておくと、「できなかった」というイメージが残ってしまいます。

「ゲーム感覚で過去問演習している」というタイプのお子様の場合、特に注意が必要です。

間違えた原因を自覚しないまま問題を解き続けると、学習効率が落ちてしまいます。

ただ、丸々1年度分を解き直すと、勉強時間がかかってしまいます。

お子様の個性に合わせて、メリハリをつけて復習してください。

・算数が得意な場合
「解答を読めば理解できるけれど、自分で再現できない」という問題を解き直してください。

・算数が苦手な場合
計算とパターン化された問題で、間違えたものを繰り返し解いてください。算数が苦手な場合は、本番でも総ての問題を時間内に解くことはできません。応用問題は、練習の段階でも捨ててしまってください。

算数大好きなお子様の場合は、あえて難問にもチャレンジし、じっくり考えると、効果的に今までの復習ができます。

難しい問題は、複数の解法を組み合わせて解くので、1問をしっかり解くことで、単元を越えて重要な解法を復習できます。
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2010年10月10日

読めない答案

一部の学校では、算数で式や考え方を書かせます。

兼学塾では記述問題の添削をしていますが、中学受験生には「読めない答案」を書いてしまう傾向があります。

例えば、以下のような答案です。

B=12
@=4 答え8

これでは、何のことだか分かりません。

塾では、文字式を知らなくても、複雑な問題を解けるように便利な記号を教えます。

ただ、その記号には、ある塾の中だけで通じるものもあります。

上のような途中式は、訳の分からない答案として、0点になる恐れもあります。

また、小学生は、重要な数式でも、暗算で解けるものは書かないことがあります。

「式を書く」ことは「他人に理解してもらう行為」であると、なかなか理解できないのです。

上の答案を書き直すと、例えば以下のようになります。

「辺ABの比をBとおくと、辺ACの比は@となる。よって、B=12pなら@=4pとなる。求める辺の長さは、辺ACの2倍だから、4×2=8p 答え8p」

このように、記号の意味を日本語で説明し、解法の流れが説明できている答案が望ましいです。

うまく答案を書けないときは、まず、使っている記号の意味を答案の最初に書くようにアドバイスしてあげてください。
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2010年10月04日

過去問を使った総復習

過去問演習には、「総復習をする」という意味もあります。

算数や理科なら、数年度分の過去問を解けば、一通りの出題範囲は練習できます。

過去問演習で解けなかった単元は、基本テキストに戻って復習してください。

基本テキストに戻ると、「難しそうに見えても、実は習ったことから出題されていた!」ということに気づくことができます。

この気づきを重ねることで、テキストの演習と、入試問題を解くことのギャップを埋めていくことができます。

特に男子の場合、ゲーム感覚で過去問を解くだけで、危機感を持って復習できないことがあります。

せっかくの復習のチャンスを逃してしまうと、もったいないです。

復習に気分がのらないときは、苦手な問題のコピーを切り貼りしてテスト形式で解くなど、工夫をしてみてください。

posted by 算数・理科の兼学塾 at 16:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問演習

2010年02月23日

モチベーション

兼学塾では、ある程度学力が高いお子さんには、この時期に志望校の過去問を使った授業をしています。

古い年度の過去問を用い、小5までの知識で解ける問題を演習し、解説します。

今の時期に過去問を解くのは、もちろん、後期の過去問演習のような意味合いではありません。

「自分があと1年で何をしなければならないのか」を自覚するための手段として、過去問を解かせています。

小学生の場合、受験を現実的に捉えられないことがあるので、受験について正しい認識を持てるように工夫が必要です。
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2010年01月14日

時間配分の練習

算数の試験では、なかなか時間内に問題を解き終えることができません。

すべての問題を試験時間中に解くのは無理なので、問題を捨てることは大事です。しかし、時間配分が下手だと、解ける問題を後回しにして大量失点してしまいます。

どうしても時間配分がうまくいかない場合は、例えば算数なら、「計算問題は15分」「一行問題のうち3問を10分で解く」といったように細かく具体的な時間を決めて過去問演習をすると効果的です。

「こうすればうまくいく!」という具体的なイメージが自分の中にできると、それを目標にして時間配分を考えることができます。

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2009年12月09日

過去問演習〜2回目〜

大手進学塾では、過去問5年以上を何回か繰り返すように指導することが多いです。

ただ、漫然と解きなおすだけでは、効率が悪くなってしまいます。

2回目に解くときには、「この問題は時間内に解けないほど計算が必要なので、捨てても良い」「この問題ではミスがでやすいので注意する」などの予測がたてられます。

2回目に解くときには、本番をシミュレーションすることを意識して演習して下さい。

特に記述式の試験を課す中学を受験される場合は、問題の答えをだすこと以上に、「他者に読める答案を書く」ことに集中して下さい。

小学生の場合、高い学力を持っていても、筆算だけを書き連ねていたり、他人に読めない図(塾で習った特殊な図を説明なしに描いているなど)を描いていることが良くあります。

ここまできたら、知識を吸収する以上に、「答案を作成する力」をつけていくことが大切です。
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2009年11月04日

記述式の試験

記述式の試験では、適切に日本語の説明をいれること、要点となる式を必ず書く、グラフや表を正しく書くことがポイントです。

小学生は、まだ数式の書き方の訓練を受けていないので、他人には読めない答案を書いてしまいます。

答案は、必ず塾講師など第三者に採点してもらって下さい。

また、おうちで、日頃から以下のチェックポイントに沿って算数のノートを書くと、記述のトレーニングができます。

チェックポイント
・要点となる式を書いているか
・解き方を日本語で要約しているか
・図や表が何を表しているか書けているか。
(特にグラフや面積図の縦軸と横軸の項目が書けているか)
・筆算が書き連ねてあったり、計算式が10行以上にもわたって続いたりしていないか。
(汚い字で大量の計算がかいてあると、非常に採点しにくいです)
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2009年09月04日

過去問演習のコツ

兼学塾で過去問演習をするときには、以下の点に注意をしています。過去問を演習するときには、機械的に何回も解きなおせばいいというわけではありません。

本番のシミュレーションをすることと、弱点を発見して短時間で復習することに注意しましょう。

問題を解くときの注意・制限時間を少し短くする。
(本番では、受験番号を確認するなどの時間が必要だからです)

・なるべく他の受講生がいる時間に演習する。
(本番で、隣の席の受験生の咳や貧乏ゆすりが気になるなど、集中力を妨げる状況が生じるかもしれないので、他の人がいる環境で練習します。)


採点するときの注意・下書きも採点する。
(見直しをしやすいか、

・記述問題では、辛く点をつけたときと、甘くつけたときの両方の得点を計算する。


復習するときの注意・捨ててもいい問題は復習しない。

・解かなければならない問題をミスした場合は、テキストに戻って基礎から復習する。

・記述問題は、何回も添削しなおす。
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2009年08月27日

過去問が解けなかったら?

6年生にとっては、過去問の演習に取りかかる時期になりました。

過去問を解くと、合格最低点を大きく下回ってしまうことがあります。

このような場合は、まず、失点の原因を分析するのが大事です。

もし、知識の面で全く追いつかず、解説を聞いても分からない場合は、志望校を再考するべきです。

しかし、解説を聞いて理解でき、自分で解きなおしをできるようなら、今後のがんばりしだいでどうにかなります。

しかし、その場合、「今までの勉強法では志望校の過去問が解けない」ということを直視し、勉強の計画を立て直すことが不可欠です。

塾で練習する問題と、実際の入試問題はかなり違います。

塾の教材や授業が、志望校の過去問に合っているか考え、もし合わない部分があれば、カットする勇気が必要です。

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2009年07月19日

夏は過去問対策を

小学6年生は、夏に志望校の過去問にチャレンジしましょう。

夏期講習で過去問演習の講座を開催する塾が多いですが、これには理由があります。

中学受験では、学校によって出題傾向が大きく変わります。普段授業で使っている教材と志望校の出題傾向が異なる場合は、個別に志望校対策をする必要があります。

秋以降に初めて過去問を解くと、もし問題を解けなかったときにプレッシャーがかかってしまいます。

是非とも夏に過去問を解き、今後の勉強法について検討してください。

兼学塾でも、夏は過去問の説明と演習をします。

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2009年06月04日

そろそろ過去問を解きましょう

以前、中学受験における過去問分析の重要さについて書きました。

小学6年生は、そろそろお子様自身も過去問を解くことをお勧めします。

塾によっては、秋以降に、初めて過去問を解くように指示をします。これは、学力が完成してから時間を計って過去問を解き、試験本番の雰囲気をつかむことの大切さを説いているのだと思います。


しかし、兼学塾では、1年分でいいので、今の段階で過去問を解くことを推奨します。理由は主に2つあります。

1 もし、過去問が全く解けなくても、夏休みになんとか対策できる。

2 第2志望、第3志望の学校をあわせると、過去問演習だけでかなり時間がかかるので、前倒しで演習しておく。

秋以降に、全く過去問に手が出ないことが判明したら、時間がないので抜本的な解決はできません。夏前に過去問をみれば、このようなリスクはなくなります。

また、第3志望の過去問を解く時間がなくなったりすると、不安をかかえたまま受験をすることになります。

中学受験では、過去問演習が非常に重要です。早めに対策をしましょう。
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2009年04月26日

算数の過去問演習2

 今回は、算数の過去問分析のポイントです。算数では、よく、問題との相性が大事といわれます。ここで、「相性」とは、単に「ヤマをかける」といったものではありません。(むやみにヤマをはったりすると非常に危険です)

 出題者の意図や理念を問題から読み取ることが大事です。
 
 今日は、「具体例から抽象的な発想を導けるか試す問題」に焦点をあて、過去問分析についてお話します。


1 中学以降の数学を知っていると解きやすい問題が多いか?

 例えば、平成21年の海城中学の問題では、中3程度の数学的知識を応用した問題が出題されています。(もちろん、工夫して解けば、小学生の知識でも解けます。)

 このような出題傾向の中学では、文字式の概念を用いて計算をするなど、数学的な考え方ができるかが問われます。

 しかし、決して無理な先取り学習が必要なわけではありません。かなり高度な知識を使う問題でも、具体例を多角的に考えていけば、小学生でも解けるようになっています。

 むしろ、単に解法をおぼえて答えを導くだけでなく、途中経過をじっくりと考え、式を書く力が求められています。

 このような問題傾向の中学を志望する場合、「計算が速いか?」「特殊算をつかいこなせるか?」といった勉強だけでは不十分です。数学を具体例から考えていく力を養っていく時間が必要です。



2 試行錯誤を必要とする新作問題が多いか?

 中学受験では、規則性の問題や図形で、試行錯誤を必要とする新作問題が出題されることがあります。

 大人の目で見ると、質問のしかたが珍しいだけで、算数の基礎的な知識を問われていると分かります。しかし、小学生にとっては、全く知らない問題を、色々試しながら解いていくことになります。

 普段から式や図を書きたがらないお子様の場合、解法を見つけるまでに試行錯誤を要する問題は、かなりの負担になります。今から学習計画をたて、問題を解くスタイルをつくっていく必要があります。
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2009年04月21日

算数の過去問演習1

前回は、過去問分析一般についてお話しました。今回は、いよいよ算数の過去問分析についてお話します。

まず、問題そのものについてではないのですが、過去問を見て「算数で何点得点できればいいのか」推測することが大事です。

合格最低点や合格者平均点をみると、算数で最低何点程度とれればいいか分かります。

もし、4科目の合格最低点が6割以下であれば、算数で高得点をとらなくても合格できると推測できます。

「大問2問程度なら白紙でも合格できる」のであれば、苦手分野を無理に勉強しなくてもかまいません。(ただし、速さや正多面体など、算数・数学の根幹にかかわる分野は苦手でも勉強するべきです)

算数の場合、苦手分野を克服し、実際に本番で得点できるまで伸ばすには、かなりの時間がかかります。本番で高得点が必要なければ、苦手で、かつ、出題頻度の低い問題は勉強しなくても大丈夫です。

合格最低点が低い学校では、そもそも問題の難易度が高いので、中途半端に色々な問題を解くより、得意分野を伸ばすことに注力したほうが、合格が近づきます。


逆に、合格最低点が7割を超え、算数の合格者平均点も高い場合は、苦手な問題があると危険です。過去問や模擬試験の問題をくり返し復習して、苦手な問題をつぶしておきましょう。

このように、最低何点をとれればいいか推測しておくと、今後1年間の学習計画の方針がたてられます。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問演習