2016年05月30日

国語力

中学受験では、中2くらいまでの基礎知識が出題されます。テキストでは、小学生でも読めるように配慮されていますが、結局のところ中2くらいの読解力や理解力がないと、場当たり的な暗記になってしまい、勉強がうまくいかなくなります。

例えば、「展開図」「内角の和」「示相化石」などの用語は、模試や問題集の解説で普通に使われますが、漢字のイメージが乏しいと、直感的に問題の意味を把握することができません。

また、小学生にも理解できるように書くと、数式や専門用語で説明できない分、どうしても解説が長くなりがちになります。文章を素早く読めないと、それだけで不利になってしまいます。

小学校の国語はできて当たり前と思い込んでしまう受験生もいますが、意外と基礎的な国語力の欠如は怖いです。国語が苦手な受験生の場合、小学校高学年〜中学2年生くらいの基礎的な問題集が役立つことがあります。(教科書準拠の問題集や、普通のドリルで十分です)予習シリーズなどの受験問題集を使っている生徒さんが、実は、易しいドリルの指示語の問題が解けていないことが判明するなど、ひやっとすることがあります。国語のテストで思考力を問う問題が解けていないときや、問題文の読み間違いが多い場合は、思い切って学年相応の問題集を使ってみると、隠れた弱点が見つかるかもしれません。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2015年04月11日

勉強の優先順位

中学受験向けのテキストでは、とにかく色々な問題が載っています。しかも、特殊な解法を知らないと解けなかったり、ややこしい問題が多く、いったん算数が苦手になると、自学自習で追いつくのは難しいです。

算数が苦手な場合は、よく出題される分野に絞って勉強の負担を軽減したうえで、基礎を使いこなせるように練習することをおすすめします。

1 計算、小学校レベルの基礎

2 図形の基礎知識

3 比・割合(面積図や線分図の利用)

上記の3つで、何か一つでも抜けがあると、勉強時間をいくらかけても、成績が低迷し続けます。特に、極端に成績が悪い場合は、1のレベルの基礎でつまずいている可能性が高いです。たとえ、小学校のテストで良い点が取れていても、教科書準拠問題集などで基礎の復習をしたほうがいいです。

小5の後半から成績が低迷している場合は、2や3に問題があることが多いです。小5の後半からは、比を様々な問題に適用しながら問題を解いていきます。比や割合の理解が浅いと、多くの問題の理解が曖昧になってしまいます。また、比で相似な図形を分析できないと、平行四辺形の線分比やダイヤグラムなど、配点が高い問題が解けません。平行線や三角形などを、素早く直感的に把握できるように練習が必要です。

逆に、場合の数や確率、整数、数列、立体などは、算数が苦手な場合は後回しでいいと思います。これらが解けなくても、他の分野にまでダメージがおよぶことは少ないからです。

posted by 算数・理科の兼学塾 at 14:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2014年04月14日

方程式と特殊算

中学受験では、関数の傾きの概念が重要視されます。代表的なのは、旅人算や差集め算です。旅人算は、速さだけでなく、仕事算や図形など様々な問題に適用される重要な問題です。しかし、算数が苦手なお子さんは、ここでつまずいてしまいます。なぜなら、旅人算では「1分当たりの、2人の速さの和や差」という、大人でも混乱するような発想を直感的に理解することが求められるからです。機械的な反復練習で単純な問題を解けるようになっても、本質的な理解に達していないと、小6で混乱してしまいます。

中学生を教えていると、「変化の割合」や「グラフの傾き」など変化量の概念は、かなり難易度が高いと感じます。普通のお子さんは、中2までは表面的な理解にとどまり、中3でやっと基礎的な公式が使えるようになります。小学生で、旅人算のような、複雑な変化量の概念に習熟するのは、異常に早熟と言えます。

中学受験の問題集は、このような前提をふまえ、徐々にステップアップできるようになっているので、1問1問丁寧に勉強すれば、普通はできるようになります。ただ、どうしても理解できない場合、「理解を強制する」のは禁物です。

どうしても理解できない場合、兼学塾では、一次方程式を教えています。簡単な旅人算や差集め算なら、小学生でも解ける方程式でできるからです。中学受験の問題は方程式では解けないとか、方程式で解くと記述問題で0点になるというような噂もありますが、信憑性はないと思います。(もし方程式がだめなら、小学校で習う「文字と式」や、定番の「消去算」を使った答案は0点ということになってしまいます)

また、方程式の計算に慣れることで、特殊算が分かるようになることもあります。例えば、旅人算は、同類項をまとめる計算をパターン化したものなので、文字式の計算ができるようになると、理解しやすくなります。



posted by 算数・理科の兼学塾 at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2013年10月11日

思考力とは?

算数の勉強では、とかく「思考力」「理解」ということが言われます。解法の暗記で問題を解くことは、思考力の伸びを妨げるというイメージが作られています。もちろん、わり算ではなぜ逆数をかけるのか、といった問いを考えるのは大事なことです。ただ、「小学生のうちは丸暗記になってしまってもしょうがない」という心の余裕を持つほうが、うまくいくこともあると思います。

高卒認定試験などの対策で、生徒さんから、「考え方を説明されると、かえってわからない」というご意見を頂くことがあります。全体像が見えない状態で、式や具体例、図を多用すると、「難しい」「ややこしい」という気持ちが増幅してしまいます。高校生以上であれば講師に苦情を言えますが、小学生の場合、講師に意見を述べることは難しいです。「理解することが大事」とプレッシャーをかけすぎると、劣等感が生まれたり、分かったふりをしてしまうようになるなど、問題の引き金になります。

数字をてきとうにかけたり割ったりするなど、最低限の思考もできない場合は、その問題を解かないのが一番です。「家庭教師に分かりやすく解説してもらおう」「子供に考えさせることで乗り越えよう」という発想は危険です。教科書準拠問題集など、がんばれば解けるレベルに戻って、基礎から復習する方が早道です。

機械的に計算しているだけでも、様々な文章題を解いていれば、具体例が自然と頭に入ります。問題の答えが感覚的に分かるようになったころ、根っこの考え方を勉強すれば、無理なく理解することができます。また、小学生の時に反射的な考え方しかできなくても、中2くらいで、自然と論理的な思考力が伸びることも多いです。

 




posted by 算数・理科の兼学塾 at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2013年03月14日

本年度の受験が終わって

2月で、本年度の中学受験が終わり、今月からは新学年の授業が始まっています。

受験が終わって毎年感じるのは、「中学受験では、建前ではなく、結果よりプロセスが大事」ということです。

兼学塾では、よく中学受験が終わった生徒さんが、定期テスト対策に来られています。中学受験のときから、自分で問題集を買ってくるなど自主的に勉強に取り組んでいたお子さんは、たとえ中学受験の段階で成績が低迷していても、中学入学後、いつのまにか伸びています。

がんばっても成績が上がらないというのは、小学生にとっては、かなり辛い状況です。ただ、うまくいっていないときは、自分でどうにかしようと、試行錯誤するチャンスでもあります。ご本人がやめたいと言わない限り、小6の1年で不安になることが起きても、軸をぶらさず勉強を続ける価値はあると思います。

とはいえ、小学生では、やる気があっても、なかなか能率の良い行動に結びつきません。そこは、塾の出番です。おうちで、なかなか自習ができないときなどは、ぜひ塾にご相談ください。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2012年05月17日

小学校の算数

現在の小学校のカリキュラムでは、単位の換算、相似、文字と式など、中学受験で必要な知識の基礎を学べます。

中学受験向けのテキストでつまづいていたら、思いきって教科書準拠の問題集に戻ってみてください。

感覚的には、首都圏模試などで平均点にいかない場合、たいてい小学校の教科書より少し難しい程度の問題でつまずいています。

特に小6では、何かおかしいと思ったら、すぐに基礎の確認をすることが重要です。

基礎でつまづいている単元があったら、無理に小6向けの受験用問題集を解かず、夏期講習までに小学校の勉強と、小5向けの受験用テキストを勉強する方が、かえって効率的です。

基礎がぐらついた状態で難しい問題を解いても、自分で解法を再現することはできませんし、その状態で夏期講習を受講すると、わけがわからないまま演習を続けることになってしまいます。

「もっともたいせつな標準問題をひとつひとつ 算数の復習 小学6年」(教学研究社)は、おすすめの問題集です。入試レベルの算数の基礎がコンパクトにまとまっていて、使いやすいです。全部で50ページもないので1ヶ月もあれば解き終わります。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 15:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2011年09月30日

計算と一行問題

秋からは、過去問演習が自宅学習の中心になります。

過去問演習では、ゲーム感覚になってしまい、採点をすると興味を失ってしまうお子さんがいます。

これは非常にもったいないです。

過去問演習は、志望校の出題傾向を把握するだけではなく、弱点の発見にも役立ちます。

過去問を解いたら、必ず解き直しをさせてください。

ただ、算数が苦手なお子さんにとって、総ての問題を解くのはタイムロスになってしまいます。

なぜなら、過去問には、難問や新傾向の問題が含まれるからです。

算数が苦手な場合、このような問題を勉強をしても、短い制限時間のなかで難しい問題を解答するのは不可能です。

そこで、算数が苦手な場合は、計算問題、一行問題、大問の一問目だけを解き直すことをおすすめします。

あやふやな理解で総ての問題を解くより、現実的に本番で得点できる問題をできるまでやり直す方が得策だからです。

特に、パターン化された特殊算や、簡単な計算問題で間違えた場合は、ノートなどに解き方を整理して、確実に解けるように練習してください。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2011年07月29日

夏期講習の復習

大手進学塾の夏期講習では、膨大な量の問題練習をさせます。

ここで重要なことは、何を復習する必要がないのか、決めていくことです。

例えば、時計算の問題が、さっぱり解けなかったとします。

もし、お子さんが簡単な旅人算の応用問題を解けない場合、時計算を勉強させても本質的な理解には達しません。

この場合、時計算は捨ててしまい、旅人算の基本問題に時間を使うべきです。

小学生の場合、どうしても目の前の小テストや宿題に気をとられてしまいます。

その結果、自分にとって本当に必要な勉強ができなくなってしまいます。

特に、勉強が苦手なお子さんは、膨大な量の課題に混乱し、かえって成績が下がってしまうことがあります。

小5レベルの基礎があやふやな場合は、やることをしぼり、やると決めたことには、たとえ大手進学塾のペースについていけなくなっても、十分な時間をかけることが望ましいです。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2011年05月26日

小学校の算数

実感として、算数が苦手科目になってしまっている受験生の多くは、「小学校の勉強より少し難しい」程度の問題が解けません。

中学受験生は、先取り学習をしているので、表面的には問題なく小学校の勉強をこなしているように見えます。

しかし、算数が苦手なお子さんの多くは、非受験用の基礎的な問題集でも解けません。

勉強しても全く成績があがらない場合、小学校の勉強をきちんと理解しているか、確認をしてください。

小学校の勉強に戻って基礎からやり直すことで、急に理解が進むことがあります。

書店で購入できるものでは、以下の教材がおすすめです。


「学ぼう! 算数 準拠板ワーク」 数研出版
比と分数の理解に十分なページが割かれていています。小学校の授業から中学受験への橋渡しとして優れた教材です。

「学力考査 標準テストの算数6年」 教学研究社
この問題集をマスターすれば、計算方法や公式の意味を理解できます。機械的に問題を解いてしまい、考える力が伸び悩んでいるお子さんにおすすめです。

これらの問題集をすらすら解けないようだったら、受験勉強の時間を削って、苦手な単元を小学校レベルから復習してください。

教科書準拠の問題集を解いた後、上記の問題集をすらすら解けるまで練習すると、かなり基礎力がつきます。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2011年03月10日

算数の発展問題

入試が終わり、塾では新学年での授業が始まっています。

新小6のお子さんは、いよいよ受験生です。

進学塾の授業では、複雑なダイヤグラム、ニュートン算、相似の応用などに進みます。

ここで重要なことですが、これらの問題を本当に理解しているお子さんは、ごくわずかです。

これらの問題を理解し、使いこなせるお子さんは、難関校に合格できるレベルの学力です。

逆にいうと、今の時期に習う算数を理解できなくても、中堅校であれば合格できます。

発展問題は、理解の度合いに応じて取り組むことが重要です。

知識が欠けたまま発展問題を解き続けると、誤った学習法が身についたり、ストレスでかえって成績が下がってしまいます。

ゆっくりでも前に進んでいる場合は、講師にこまめに質問しながらがんばってください。

しかし、算数が非常に苦手なお子さんの場合、演習問題の取捨選択が必要になります。

発展問題を捨ててしまっても、全落ちするような事態にはなりません。

これらの問題では、多くの知識をつなぎ合わせるので、多少単元を戻っても、つまずきの原因を解消できません。

例えば、ニュートン算が全く分からない場合は、仕事算、一次関数の発想、旅人算の発想、線分図を描くスキルなどのうち、複数のことが欠けています。

塾でお客さん状態になってしまい、特にフォローしてもらえないようなケースでは、塾を変えることも考えられます。

思いきって、小学校の算数と、小5までで習う入試問題に絞る方が、成績が向上します。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2010年10月30日

学習スキル

「メンドーで問題が解けない」という場合、怠けているというよりは、学習スキルが欠如していることに原因があります。

問題文を読む→試行錯誤する→図や式にまとめる→式を計算する→解答を書く

この一連の流れのうち、見過ごされやすいのが「問題文を読む」ことと「試行錯誤する」ことです。

中学受験では「問題文を丁寧に読んで、初見の問題を考える」ことが重視されています。

学習スキルが欠如したまま解法を練習しても、なかなか成果があがりません。

試行錯誤するには、図を素早く描く力、数の見積もりをする力、場合分けをする力などが必要です。

問題文を正確に読み取り、これらの力を組み合わせることで、初めて塾で習った解法を適用できます。

読解力が不足している場合は、線分図や面積図に、書きこみをする癖をつけてください。

一つ一つの数字に、何の意味があるのか、意識して読み取る練習です。

作図や場合分けができない場合は、例題より少し難しい程度の問題の反復練習が重要です。

樹形図、線分図、面積図に絞って、まず基本を身につけてください。

これらの図が描ければ、たいていはどうにかなります。

以下の点をチェックし、数量や概念の把握がおかしい点は、見本を描いて見せてあげてください。

「違う単位の数を書き分けているか」
「比と実数を混ぜていないか」
「図の線分の長さが適当か」
posted by 算数・理科の兼学塾 at 14:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2010年09月10日

9月の勉強法

受験まで、あと5ヶ月になりました。

おうちの方にとっては、なにかと不安がつのる時期だと思います。

特に、夏期講習終了後の試験で成績が下がってしまった場合ショックを受けられる方が多いですが、これは、ごく一般的なことで、気落ちするようなことではありません。

ただ、基本問題を間違えている場合は、勉強法が間違っていないか、今一度チェックしてください。

夏期講習でテストや授業に追われ続けているうちに、勉強のリズムを崩してしまっていることがあるからです。

9月は、基本問題や過去問に戻り、受験に必要なことを身につけるチャンスです。

ところで、パターン化された問題すら全く解けない場合、「自分で考えて解いていない」ケースが非常に多いです。

兼学塾でも、私が教えた後、なかなか自分で手を動かして問題を解けないお子さんがいます。

小学生の場合、大人が教えてあげると、勉強をした気持ちになってしまうので、注意が必要です。

「目を輝かせて授業を聞いていても、その後基本問題を解くと、サッパリ理解していないことが分かった」

このような風景は、塾では普通のことです。

また、大量のテストを受けていても、自分の頭を使う訓練にはつながらないこともあります。

ここで、お子さんを責めたり、講師を取り替えたりしても、あまり効果はありません。

小学生は勉強に慣れていないので、習ったことをうまく再現できないほうが普通です。

特に真面目なお子さんの場合、ページ数を多く勉強しないとダメだと思い込んでいる時があります。解説だけ聞いて、前へ進もうとしている時は、大人がブレーキをふんで、1問1問、自分で問題を解かせることが必要です。

「まだ5ヶ月」時間はあります。苦手な単元でも、自分で考えながら反復練習すれば、身につく時間です。

一部の難関校を除けば、読解力や計算力を身につけ、基本のパターンを自力でアウトプットできれば合格します。

そのためには、自分の手を動かしてがんばるしかありません。

お子さんが地道にがんばり抜けるよう、あと半年、よりそってあげてください。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 16:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2010年07月08日

計算力

中学受験のカリキュラムでは、高校受験に比べて計算にかける時間が少なくなりがちです。

勉強しなければならないことが非常に多いので、小6になると、計算は自習や小テストで終わらせてしまう塾が多いです。

おうちで一行問題集などをこなしていても、非常に煩雑な計算や、約束記号などの特殊な計算に時間をとられ、オーソドックスな計算の練習量が足りなくなってしまうことがあります。

実際の入試では、オーソドックスな四則演算や逆算(一次方程式)が重視されるので、計算練習は非常に大切です。

計算練習は意外と時間がかかるので、夏休みに計算練習をすることをおすすめします。

教材は、一行問題集よりも、ある計算について何十問もまとめて練習できる問題集の方がおすすめです。

解き方を勘違いしているポイントや、ミスをしやすい問題を徹底的に練習できるからです。

簡単に手に入る問題集には、以下のものがあります。

「中学入試 でる順 算数計算900」(旺文社)
小学校で習う計算から受験レベルまで、無理なく積み上げることができます。逆算(一次方程式)で間違いが多いなど、計算の基礎が危ない場合は、ぜひこの問題集を練習してください。

「計算合格の800題」(声の教育社)
一見簡単そうに見えますが、面倒な問題や難易度の高い問題も含まれています。「算数が苦手ではないけれど、面倒な問題は解きたがらない…」という学力のお子様にお勧めです。

「計算問題ランキング」(日能研ブックス)
小学生が勘違いしやすい問題が、うまくちりばめられています。算数が得意なお子様向けの問題集です。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2010年06月05日

小5の算数

大手進学塾のペースですと、小学5年生の算数は6月頃から急に難しくなります。

5月頃までは、分数や小数の計算や図形の基礎など小学校の勉強の先取りが中心です。

特殊算は和差算や消去算くらいです。

しかし、6月頃になると、割合の応用(平均、濃度、速さなど)が始まります。

また、場合の数やグラフなど、本来は中学以降で学習する内容が増えます。

ここで授業に追いつけなくなってしまっても、慌てないでください。

むしろ「分からない」ことを我慢して、地道に間違い直しをしていくように励ましてあげてください。

ただ、地道にやってもうまくいかない場合は、大手進学塾のカリキュラムに固執せず、小学校より少し難しい程度の勉強から始める方が良いと思います。

難しい問題を解けなくても合格できる中学はいくらでもありますが、基礎が揺らいでいると、中学入学以降にも悪影響がでます。

特に、塾に通い始めたことで、学校のテストの点がかえって悪くなった場合は、すぐに転塾することをおすすめします。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2010年05月10日

漢字練習

算数のセンスはあるのに授業についていけない場合、国語力が足りない可能性があります。

中学受験では中学や高校で習う数学を使った問題が出されます。

そのため、「相似」「比例」「規則性」など、抽象的な単語がどうしても必要になります。

もちろん、講師は小学生にも分かるように言葉を選びながら授業しています。

しかし、「極限までかみくだいた言葉でないと理解できない」という状態では、発展問題を勉強することは不可能です。

なぜなら、自分で問題の解説を読んだり、解法を調べたりできないからです。

「高度な問題を能動的に考える」力は、国語力がないと身につきません。

目安をいうと、中1くらいまでの漢字の読みと小5までの漢字の書きができるまで国語力がついていることが望ましいです。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2010年04月15日

途中式

「うちの子は式を全く書かない」

よく保護者の方から受ける相談です。

厳しいおうちでは、式が雑だと、消しゴムで消して書き直しをさせることが多いようです。

躾としては意味があるかもしれませんが、塾で生徒さんたちの愚痴を聞いていると、書き直しは逆効果かも?と思うことがあります。

「式を書いても、どうせ消すことになる」

これが、生徒さんの典型的な愚痴です。

なぜか「きれいに書きなさい」という部分を忘れてしまって、徒労感だけが残ってしまうようです。

そして、どうせ消すのだからテキトウでいいと、悪循環にはまってしまいます。

消しゴムで消して書き直しをさせるより、新しい紙に式の要点と図を清書させて、うまく書けたところを具体的に褒めるほうが学習の効果があがりそうです。

また、生徒さんの式をできるだけ生かして、改良した答案を作ると、「どこを直せばいいのか」が具体的に伝わります。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2010年04月10日

何が同じか?

中学受験の算数では、三角形の合同や相似の応用問題が頻出です。

「同じ辺の長さ」や「同じ角度」に気づくカンが非常に重要です。

ただ、小学生の場合は、お子さんによっては「同じ角度」になかなか気づけないことがあります。

小4の授業では、45度と30度が同じように思えてしまうなど、大人の感覚からすると不思議な間違いがあります。

図形の認識能力が身についていないうちに、図形の応用問題を無理強いすると、悪影響がでてしまうことがあります。

もし、あてずっぽうで角度を考えたり、どの角度が同じか分からない様子だったら、小4の教科書準拠問題集を練習すると効果的です。

小4の教科書では、図形の感覚を身につけられるように、様々な配慮がされています。

posted by 算数・理科の兼学塾 at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2010年03月08日

計算力

春休みに、小5の生徒さんに是非ともやっていただきたいことがあります。

それは「教科書準拠の計算ドリルをマスターする」ということです。

進学塾で分数を既に習っている場合は、小5用のドリルだけではなく、小6用のドリルも反復練習して下さい。

中学受験では、小5の夏期講習の段階で、小数・分数の四則演算を使いこなせるだけの計算力が必要です。

しかし、中学受験向けのコースでは、基礎的な計算練習に使える時間は限られています。

小5の1学期に授業についていけなくなる理由の一つとして、計算力が不足しているのに、分数を用いた応用問題を解き続けることがあげられます。

約分や通分は、本来なら小6で初めて習う計算です。

小5のうちに、数ヶ月で分数の計算をマスターするのは、本来は無理なことです。

また、小5で習う小数の計算も、意外と理解が不十分になりがちな単元です。

中学受験というと、特殊算や中学レベルの図形の問題に目が向きがちですが、自主的な計算練習こそ、この時期の小5には必要です。

posted by 算数・理科の兼学塾 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2010年02月11日

春の総復習

中学受験の塾は、2月または3月から新学期になります。

比較的カリキュラムがゆるやかな春に総復習をすると、今までの勉強を体系的にまとめたうえで、小6のカリキュラムに取り組むことができます。

「どうも小5では算数がかんばしくなかった」というお子さんには、学校の勉強より少し難しい程度のドリルで、簡単な特殊算を総復習することをおすすめします。

おすすめ問題集
「トコトン算数ドリル 小学5年の文章題」文英堂
「トコトン算数ドリル 小学6年の文章題」文英堂

「学ぼう!算数ワーク 小6」数研出版

どちらの問題集も、最後のほうのページに、簡単な特殊算の総まとめが載っています。おかしな捻りがない問題を体系的にまとめているので、算数が苦手なお子さんが総復習するのにぴったりです。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 16:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2009年12月02日

小5で算数が苦手になったら?

小5のこの時期は、算数の好き嫌いがはっきりしてきます。

最近不調な場合は、まず、比や割合、面積や体積の求め方など、年齢算や相似な図形で必要な基礎に絞って復習して下さい。

この時期の算数では、複数の知識を組み合わせる単元が増えるうえに、試行錯誤を要求する問題が主になります。

例えば、相似な図形では、比の計算ができる、三角形の面積の公式を知っている、同じ図形を見つけられる、といった様々な力が必要になります。そして、相似の問題では多くのバリエーションがあるので、意味が分からずに例題をまねしても問題は解けません。

「努力をしていない」というよりは、努力する前提となる基礎知識が抜けていたり、努力の方向が間違っている(試行錯誤せずに答えを知ろうとする)ために、勉強時間の割りに成績が伸びないことが
多いです。

相似や比の特殊算に必要なことを復習すれば、小5の算数の大部分は理解できます。「いそがばまわれ」でがんばって下さい。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出