2016年10月21日

過去問演習の季節です

秋は、通常の受験勉強に加えて過去問演習も始まり、忙しい季節です。入試問題では塾で習う問題パターンに当てはまらない問題も出題され、試行錯誤するのが苦手なタイプの受験生は、なかなか過去問で得点できないことがあります。たいていは受験直前までがんばっていくと合格レベルに達するので、あまり心配はいりません。ただ、無理に第一志望の過去問を解き続けるのは禁物です。問題文を理解していない状態で、解き方をその都度教えてもらうという学習スタイルに陥ると、問題を解く力がつかず勉強時間が無駄になってしまうからです。兼学塾では聞かれた質問には答えますが、第一志望の問題を理解させるというより、易しめの入試問題を使って、自分で問題文を読み手を動かす練習をすることに力を入れています。過去問演習で不調になる場合、かなり易しい問題でも、最初はうまく問題が解けないことが多いです。特に、算数で合格最低点を大幅に下回っている場合は、柔軟に学習計画を変え、易しい問題から始める方がいいと思います。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問演習

2016年10月04日

2月3日の入試

お久しぶりです。7月に出産をし、とにかく忙しくてブログの更新をしていませんでした。今になって、子供が生まれて無事に育っているのは、人生は不思議だという気持ちです。受講生の皆様に、できるだけ迷惑をおかけしないようにがんばります。

2月3日は、国公立中の入試がいっせいに行われます。私立中学とは出題傾向が異なり、特に中高一貫都立では倍率が非常に高いので、3日目の出願校についてお問い合わせを受けることがあります。私は、「大人びたお子さんで、かつ記述問題を課す私立と併願する場合は、国立中や中高一貫都立を受けると有利かもしれない」と考えております。国立中では、一見、易しい問題が出題されますが、小学校の教科書に載っていることを正確に理解していなければ解けない問題が出題されます。中学受験生はまだ幼いので、ドリルやテストを簡単に解けるというだけで、小学校の勉強を分かった気になってしまいますが、そのような精神年齢だと、よほど算数ができないと厳しいです。また、中高一貫の公立校では、出題意図を理解し、素早く正確に答案を作成することが求められています。常識から問題の出題意図を推測し、他者の視線を意識したアウトプットができるくらいの客観性が身についていると有利になります。

ただ、小学生の時点で精神的に大人びていることが、後の人生を豊かにするかはよく分からないです。中学受験の成果は、ある程度最終学歴に直結します。ただ、大人の意図に沿って行動できるということは、年相応の失敗をする機会が少なくなるということでもあります。自分中心の単純な物の見方しかできない場合、受験では不利になりますが、粗忽であるがゆえに大人からこっぴどく怒られたり励まされたりして、他者と関わり合うことができます。中学受験の場合、何が良いかは誰にも分からないことなので、志望校についてあまり思い悩まず、ご本人の発達段階や個性に応じて柔軟に決めていくのが良いのかもしれません。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 受験情報