2017年10月11日

特殊算の勉強法

算数が得意な生徒は、「流水算」「時計算」「通過算」などの解き方を、いちいちおぼえていません。単元別の問題練習をして、問題の設定に慣れてしまえば、どれも似たような解法で解けるからです。逆に、小5の2学期以降に成績が下がってしまう場合は、問題の設定をよく理解していない、旅人算や和差算など基礎的な解法が身についていない、などの原因が考えられます。

問題の設定の理解が甘い場合は、集団授業の指導法にそって、こまめに図を描いたり、苦手なパターンの解き直しをすれば、できるようになっていくと思います。ただ、旅人算、和差算、比などが根本的に分かっていない場合は、流水算などの応用問題を解くと逆効果です。わけもわからず、数字を組み合わせて足したり割ったりするくせがつくと、後々まで悪影響をおよぼします。個別指導に切り替えたり、易しいクラスに移ったりして、小4〜小5の9月ごろまでの復習を優先するほうが早道です。また、意外と、小学校レベルの算数の理解が不足し、テキストの例題と少し設定が変わると、解けなくなってしまうという場合も多いです。小5の後期は、学校でも割合や単位量あたりの数など重要な単元を習うので、学校と塾の勉強をバランス良くこなしていくのがおすすめです。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 文章題を解くコツ

2017年07月21日

いよいよ夏期講習

いよいよ夏期講習が始まります。「夏は天王山」といった古い言い回しもありますが、「夏休み明けは、復習の不足や疲れで調子を落とすかも」と思っておくくらいでちょうどいいと思います。長時間勉強しているからという安心感は禁物です。課題が多すぎて、消化不良になりがちな夏休みこそ、地道な復習を意識することが重要です。

また、学校の宿題は、小6の夏休みでも、しっかりやっておくほうが、入学後を考えるとプラスになります。都合が悪ければ学校の宿題を軽視してもいいという姿勢になってしまうと、私立中の速いペースの授業に追いつけなくなる危険があります。また、首都圏模試の偏差値で60以下の場合は、小学校レベルの勉強で、何か問題があることが多いので、そういう意味でも、小学校のワークを完璧にすることに意味があります。

夏休みが明けると、すぐに模試や過去問演習など総合的な問題を解いていくことになります。夏期講習をペースメーカーにして、着実に基本問題の穴を潰していくことが大切です。


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2017年05月17日

移転のお知らせ

小6の1学期は、小5までの総復習に加え、社会の公民や、算数・物理の発展問題など抽象的な設問が増えます。今まで順調に進んでいても、理科などでスランプになることがありますが、夏休み頃には帳尻が合えばいいと構え、例題など基本問題の理解に時間をかけてください。

さて、5月29日から、塾を移転することになりました。新住所は、東京都北区西ヶ原4−10−10になります。

最寄り駅は、都電荒川線西ヶ原4丁目、JR駒込駅、都営三田線西巣鴨駅になります。スーパーマルショウやみんなの公園の近くです。建物は、茶色の一軒家です。

アクセス



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2017年02月23日

本年度の受験を終えて

本年度は、赤ちゃんを育てながらの授業で、受験生は少なかったのですが、やはり中学受験が終わった後は、格別な感慨があります。多くの小学生にとって、中学受験は、始めて遊び半分ではなく乗り越えるハードルになります。それだけに、受験勉強が進んで現実が見えてくると不安定になる受験生も多いですし、結果が悪いと必要以上に気に病んでしまう場合もあります。ただ、努力と工夫を重ねて現実に立ち向かう経験は、大きく小学生を成長させます。小5の受験生と、入試を終えた新中1は、子供と大人の違いがあります。そして、それは伸び伸びと好きなことをやるだけでは身につかない宝物です。中学受験では、親子が一丸となって立ち向かう入試だけに、ご家族が何かしら後悔されることも多いです。それは仕方ないことではあるのですが、建前ではなく、都合が悪いことも含め、受験のプロセスから得るものが、入試の結果よりも大事だと思います。
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2016年10月21日

過去問演習の季節です

秋は、通常の受験勉強に加えて過去問演習も始まり、忙しい季節です。入試問題では塾で習う問題パターンに当てはまらない問題も出題され、試行錯誤するのが苦手なタイプの受験生は、なかなか過去問で得点できないことがあります。たいていは受験直前までがんばっていくと合格レベルに達するので、あまり心配はいりません。ただ、無理に第一志望の過去問を解き続けるのは禁物です。問題文を理解していない状態で、解き方をその都度教えてもらうという学習スタイルに陥ると、問題を解く力がつかず勉強時間が無駄になってしまうからです。兼学塾では聞かれた質問には答えますが、第一志望の問題を理解させるというより、易しめの入試問題を使って、自分で問題文を読み手を動かす練習をすることに力を入れています。過去問演習で不調になる場合、かなり易しい問題でも、最初はうまく問題が解けないことが多いです。特に、算数で合格最低点を大幅に下回っている場合は、柔軟に学習計画を変え、易しい問題から始める方がいいと思います。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問演習

2016年10月04日

2月3日の入試

お久しぶりです。7月に出産をし、とにかく忙しくてブログの更新をしていませんでした。今になって、子供が生まれて無事に育っているのは、人生は不思議だという気持ちです。受講生の皆様に、できるだけ迷惑をおかけしないようにがんばります。

2月3日は、国公立中の入試がいっせいに行われます。私立中学とは出題傾向が異なり、特に中高一貫都立では倍率が非常に高いので、3日目の出願校についてお問い合わせを受けることがあります。私は、「大人びたお子さんで、かつ記述問題を課す私立と併願する場合は、国立中や中高一貫都立を受けると有利かもしれない」と考えております。国立中では、一見、易しい問題が出題されますが、小学校の教科書に載っていることを正確に理解していなければ解けない問題が出題されます。中学受験生はまだ幼いので、ドリルやテストを簡単に解けるというだけで、小学校の勉強を分かった気になってしまいますが、そのような精神年齢だと、よほど算数ができないと厳しいです。また、中高一貫の公立校では、出題意図を理解し、素早く正確に答案を作成することが求められています。常識から問題の出題意図を推測し、他者の視線を意識したアウトプットができるくらいの客観性が身についていると有利になります。

ただ、小学生の時点で精神的に大人びていることが、後の人生を豊かにするかはよく分からないです。中学受験の成果は、ある程度最終学歴に直結します。ただ、大人の意図に沿って行動できるということは、年相応の失敗をする機会が少なくなるということでもあります。自分中心の単純な物の見方しかできない場合、受験では不利になりますが、粗忽であるがゆえに大人からこっぴどく怒られたり励まされたりして、他者と関わり合うことができます。中学受験の場合、何が良いかは誰にも分からないことなので、志望校についてあまり思い悩まず、ご本人の発達段階や個性に応じて柔軟に決めていくのが良いのかもしれません。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 受験情報

2016年05月30日

国語力

中学受験では、中2くらいまでの基礎知識が出題されます。テキストでは、小学生でも読めるように配慮されていますが、結局のところ中2くらいの読解力や理解力がないと、場当たり的な暗記になってしまい、勉強がうまくいかなくなります。

例えば、「展開図」「内角の和」「示相化石」などの用語は、模試や問題集の解説で普通に使われますが、漢字のイメージが乏しいと、直感的に問題の意味を把握することができません。

また、小学生にも理解できるように書くと、数式や専門用語で説明できない分、どうしても解説が長くなりがちになります。文章を素早く読めないと、それだけで不利になってしまいます。

小学校の国語はできて当たり前と思い込んでしまう受験生もいますが、意外と基礎的な国語力の欠如は怖いです。国語が苦手な受験生の場合、小学校高学年〜中学2年生くらいの基礎的な問題集が役立つことがあります。(教科書準拠の問題集や、普通のドリルで十分です)予習シリーズなどの受験問題集を使っている生徒さんが、実は、易しいドリルの指示語の問題が解けていないことが判明するなど、ひやっとすることがあります。国語のテストで思考力を問う問題が解けていないときや、問題文の読み間違いが多い場合は、思い切って学年相応の問題集を使ってみると、隠れた弱点が見つかるかもしれません。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 16:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 成績不振からの脱出

2016年02月11日

受験が終わって

本年度の受験が終わりました。中学受験では結果よりもプロセスが大事だと、しみじみ思います。1年前は基本問題すら怪しかった子供たちが、受験直前には高校受験生顔負けに、自分で計画をたてて入試問題に挑むくらいまで成長します。小学6年生の頃の価値観のまま高校生になるわけではないので、途中で進路を変更したり、高校を受験し直す生徒もいます。中学受験で何かが決まるわけでもないですが、中学受験で培った計画性や自主性は、かけがえのないものになるでしょう。幼すぎてうまく勉強できなかった場合でも、親御さんに頼って遊び半分でいるだけでは結果が出ないということを、中学入学前に学べるのは、これから本格的な勉強をはじめるうえで、とても大きいと思います。さて、兼学塾では新小6の勉強が始まっていますが、1年間で、受験に立ち向かえる力をつけていかなければと、いまから緊張します。




posted by 算数・理科の兼学塾 at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 受験情報

2015年12月25日

いよいよ冬休み

いよいよ冬休みです。直前期に、よく感じることをまとめてみました。

直前期に、やらない方がいい勉強法
・新しく家庭教師や塾を追加する
小学生の場合、新しい環境で何かを始めることは、負担になってしまうこともあります。特に、小学校を休ませてまで家庭教師をつけたりするのは、結果が悪かった場合、大きな精神的ダメージを残すことにもなりかねません。
・過去問ばかりを解く
過去問ばかりを解いていると、体系的に知識を整理できず、基礎の抜けができてしまうことがあります。また、学校ごとに出題傾向はありますが、毎年、少しずつ変わっていきます。どのような問題にも対応できるように、一般的なテキストの見直しにも時間を割いてください。

難関中学を目指す場合中堅校を目指す場合
一見、難しそうな問題セットでも、実際には、国語の読解、算数の基本問題、理科・社会の知識問題などで合格点に達します。過去問演習などが半分、基礎的な学習が半分、くらいのバランスで勉強するのがいいと思い
最後まで、試行錯誤して解答を導く力を伸ばしていくことが重要です。過去問や応用問題の演習に力点をおいてください。また、難関中学を目指す場合、苦手な分野を放置すると危ないので、必ず弱点の見直しをしてください。

ます。間違い直しや苦手な問題の克服などにも過剰にこだわらず、今、できていることを確実にアウトプットできるように練習してください。

成績不振で低迷している場合
国語の読解、算数の計算、比や割合の基礎などを、最後までコツコツこなすのがいいと思います。併願校を適切に選べば、それだけでも合格します。また、公立中に進学する方が、客観的に見ても望ましい場合もあります。第一志望に不合格だった場合、どうするのかをしっかり話し合ったうえで、安心して入試に立ち向かえるように、雰囲気作りをなさってください。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 15:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2015年10月29日

過去問演習でつかむこと

中学受験では、学校によって、問題の難易度だけではなく、根本的に出題範囲が異なります。難関中学でも、小学校の履修範囲で解ける問題を出題することがあります。一方、高校理科からテーマをとって初見の問題を思考させる中学や、中学理科から大半の問題を出題する中学もあります。塾の分析だけをうのみにせず、おうちの方が問題の内容を確かめ、今後の学習内容を調整すると、直前期をうまく使えます。もし、よく分からない場合は、塾の担当講師に過去問を見てもらうといいと思います。

分類の目安
・小学校の履修範囲で解ける問題がほとんどである。
・中2までの知識が必要である。
・二次式や高校理科など、中3以降の範囲も出題されている。

その他
・算数で、文字式や方程式を使う方が有利な問題が出題されているか。
・文学史や中学レベルの国文法など、特殊な国語の知識問題が出題されているか。
・世界地理、公民の経済分野など、小学校で習わない社会のテーマが出題されているか。
posted by 算数・理科の兼学塾 at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問演習